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【育児】大ショック!息子(3歳)と一緒にお昼寝しようとした父が、寂しい気持ちになった理由とは?

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こんにちは、ニシムラマコジです。

これは息子が3歳の頃のことでした。

その頃の息子は、平日は保育園でお昼寝をしていたんですが、土日はかーちゃんがいる日はかーちゃんが、かーちゃんが仕事でいない日は僕がお昼寝をさせる、みたいな感じで生活していたんですよね。

その日はかーちゃんが仕事で不在で、僕が昼寝をさせることになっていました。

ところが…

いざ昼寝をしようとなった時に、息子が

「とーちゃんヤダ!」

という状態になってしまいまして…。

おそらく母と一緒に寝たかったんでしょう。

だからと言っていないものはいないわけですから、我慢するしかありません。

すると…

息子は意外なことを言い始めたんです。

「一人で寝る!」

それを聞いた瞬間、僕は耳を疑いました。

なぜなら怖がりの息子が今まで一人で寝たためしはなく、いつも

「かーちゃんと一緒じゃなきゃ寝れない」

みたいな甘えたことを言っておりましたし、どうせカーテンで閉め切られた薄暗い部屋に一人でいたら

「怖い…」

となって寝れないに決まっています。

だから息子が一人で寝室に入って扉をピシャリと閉めた瞬間、僕は

「どうせすぐ我慢できずに飛び出してくるだろ」

とタカをくくっておりました。

ところが…

5分経っても物音すらしません。

おかしいな…

訝しく思った僕がそっと扉を開けてみると…

なんと!

ぐーぐー。

息子が一人で思いっきり寝てるではありませんか!

ウソだろ…。

どうせすぐ甘えてくると思っていたのに、予想を裏切り一人ですんなり眠りに落ちるなんて…。

しかもたった5分で!

本来なら「ついに一人で寝れたぞ!」と息子の成長を喜ぶ場面だと思うのですが…

なぜか僕は、まるで

「かーちゃんがいないなら一人で寝るほうがマシ」

「とーちゃんなんていなくてもオレは一人で大丈夫」

と言われたような気がしてしまい、大きなショックを受けた次第です。

こんなことを感じる僕はおかしいのでしょうか?

子供の成長は嬉しいものの、一方で頼ってもらえないとそれはそれで寂しいものですので…

これからも息子には適度に成長しつつも適度に頼ってもらって、父にショックを与えないように生きていって欲しいと思います。

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<登場人物紹介>

とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。

かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。

おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。

みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。

■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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ギャグ漫画家ニシムラマコジです!子育て漫画の他、エッセイ漫画や4コマ漫画等、様々なジャンルの漫画を公開中!公式サイト「ニシムラマコジの栄冠はバカに輝く」では、フォアミセス(秋田書店)にて連載していた「おとーちゃんはへこたれまくり」の電子書籍の販売や、変な漫画の無料公開、LINEスタンプの販売等、色々やってます!見てね!

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