【今治市】新年にむけて今治市内の有名な初詣スポット「吹揚神社」と「綱敷天満神社」をご紹介!
「吹揚神社」と「綱敷天満神社」皆さんはどっちに参りますか?
2024年12月も既に半分が終わってしまい、間もなく2025年となりますね。
今回の記事では来る新年に向けて今治市内の有名な初詣スポット2か所を紹介していきます。取材をしてみて気が付きましたが初詣スポットの敷地内の店舗に新店が加わっていたりと新しい情報も記載していますので、今回ご紹介する初詣スポットに何度も行ったことがある人でも楽しめる記事になっていますよ。
今治市内の初詣おすすめスポットその1 【吹揚神社】
今治在住の人であれば、1度は行ったことがあるであろう今治市通町の今治城敷地内に社を構える「吹揚神社」。
日本の三大水城として名高い今治城は堀の中に海水を引き入れた珍しい構造をしているため、
お堀内で海水魚などを見ることができるのが面白いポイントです。
堀内で見られる魚は「クロダイ」、「スズキ」など多種にわたり、淡水域ではメダカも見ることもできちゃうんです。
2015年にはお堀内にたまたま入ってきたサメが出現したことでニュースに取り上げられ、ちょっとした騒動になりました。
「吹揚神社」や「今治城」の魅力は魚以外にもたくさんあります。
海水魚を見られる神社というだけでも十分に魅力的ですが、それ以外にも四季折々の景観も満喫することが可能です。
「吹揚神社」に向かっていざ今治城へ。
今治城の敷地内に入り、吹揚神社に向かっていくと銅像を発見しました。この銅像は「矢野 七三郎」さん。
矢野さんは今治の商業の発展に大きく貢献した方で1911年(明治44年)にその功績を称えられこの銅像が建てられました。
立派な銅像と月日を感じられる松の木、赤く映える紅葉に歴史の重厚さや季節折々の美しさを感じられますね。
吹揚神社や今治城が初めての人は「吹揚みすか団子」を食べてみよう!
また吹揚神社に向かう道中には100年以上の歴史を持つ「吹揚みすか団子」を販売するお店もあります。
北海道産の小豆を使用したあんこで佐賀県の肥沃もち米を使用したお餅を包むという私たちがイメージするお団子と正反対なスタイルが特徴の「吹揚みすか団子」はさらっとした口当たりのあんこが人気で100年以上に亘って根強いファンを獲得しています。
実はこの「吹揚みすか団子」、数年前に3代目が亡くなってしまったことで存続が危ぶまれたことがありました。
しかし、
「今治城や吹揚神社と100年以上に亘って歩み続けた「吹揚みすか団子」が無くなってしまうのは勿体ない。」
と今治市外で生活をしていた親族の方の努力と地元の熱い声援から無事に継続となり、2024年現在も多くの来場者たちに笑顔を届け続けているのです。
ここ数年、吹揚神社に初詣に行っていない人は参拝した後は復活した「吹揚みすか団子」を味わうことをお勧めします。
吹揚みすか団子のお店から少し進むと「吹揚神社」の入り口に到着。
お店から少し進むと「吹揚神社」への入り口が見えて来ますので階段を上り進んでいくと、
真っ赤な鳥居が続く「吹揚稲荷神社」がお出迎え。
余談ですが、神社の鳥居が赤かったり、要所要所に赤色が取り入れられているのは
- 赤色が稲作に必要とされる日光や暖かさを運んでくると言われているから。
- 赤色は魔除けの色と考えられているから。
の2つの意味合いがあるからなんですね。
本殿へ到着。
吹揚稲荷神社の隣にある立派な建物が「吹揚神社」です。
初詣はもちろん結婚式や七五三などでも使用されることが多い吹揚神社では、
今治市内の他の神社と比較しても「アナウンスが丁寧なこと」が特徴で、参拝の作法なども分かりやすいイラストで記載されていますので、
「参拝に慣れていないから作法が間違っていないか不安。」
と考えている人にもおすすめの神社ですよ。
初詣が終わった後のお楽しみが多いことが「吹揚神社」の魅力の1つ。
初詣が終わった後は
- 吹揚みすか団子を楽しむもよし!
- 隣接する今治城に入って天守閣から今治を見渡して景色を満喫するもよし!
- 今治城の美しい自然や景観、お堀の海水魚たちを見て息抜きするのもよし!
と初詣以外にも楽しめるスポットが多いのが他の神社と吹揚神社を比較した際の違いですね。
また今治城周辺はカフェや飲食店も徒歩圏内にたくさんありますので今治城から出た後に友達とランチを食べたり、家族で来ていれば食事をしたりもできます。
今治市内の初詣おすすめスポットその2 【綱敷天満神社】
次の今治市内の初詣おすすめスポットは今治市桜井の「綱敷天満神社」です。
海がすぐ近くにあることは吹揚神社と同じなのですが、綱敷天満神社内には海にプラスして松林や梅の木などの自然がより溢れています。
毎年2月下旬ごろに満開を迎える梅林が咲き乱れた際は今治市内市外問わずに来訪した人が花見に興じたり、愛媛県指定有形文化財にも指定されている志島ヶ原の松林に囲まれた参道はお散歩コースにしている人も数多く存在するぐらい地元の人から愛されている場所ですね。
古くなってしまっていた看板も近年リニューアルされ、綱敷天満神社がある「桜井」の魅力がわかりやすい素敵な看板になりました。
参拝ついでに桜井の魅力を手軽に知ることができるのは良いですよね。
学問の神様として有名な綱敷天満神社ですが、本殿から少し離れた場所で安産祈願などもできちゃいます。
初詣の際に妊娠している方はこちらにお参りするのをお忘れなく!
綱敷天満神社では牛の銅像に触りながら祈願する一風変わったお参りも可能。
看板にも記載がありますが、牛を埋葬したことがきっかけで信仰にまで発展したという面白い神様ですね。
本殿に到着。
そしてこちらが綱敷天満神社の本殿。
先ほども軽く触れましたが綱敷天満神社は学問の神様として有名なので、受験シーズンには数多くの受験生や保護者で賑わいを見せますがお正月には初詣スポットとして参拝客が足を運びます。
徒歩圏内に飲食店もあるのでお腹が空いたり、休憩したいときは行ってみましょう。
また綱敷天満神社の近辺にも2024年11月にオープンしたばかりのカフェ「サクラ咲くフルーツ店」や、
美味しい釜めしや天ぷらが食べられる食事処、
御昼時には並ぶこともある人気のラーメン屋さんなどが徒歩圏内にありますので吹揚神社同様に初詣後ちょっとご飯を食べに行くことも、休憩することも手軽にできますよ。
神社自体の魅力はもちろん、今治のランドマーク今治城の魅力や中心地ならでは周辺店舗の多さが強みの「吹揚神社」。
周辺に飲食店が多くある点は同様ですが、自然あふれる景観は一見の価値がある「綱敷天満神社」。
どっちも魅力的な神社ですのでどちらに参拝するか迷ってしまいますね。
間もなく迎える新年。お正月は帰省などが重なることから今治市内でも道や時間によっては交通渋滞も予想されます。初詣後の予定も加味してどこに参拝するのか決めておくことをおすすめします。
所在地 愛媛県今治市通町3丁目1ー1
今治城内駐車場 6台ほど駐車スペースあり(無料)
今治城外第1駐車場 56台(1時間100円)
敷地内駐車場 20台ほど駐車スペースあり(無料)