中国四千年の秘儀!?大金をつめば腕が無限に伸びるガンプラ
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「新機動戦記ガンダムW」より、
シェンロンガンダム です!
最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
※ HGAC:High Grade After Colony
◆前後ショット◆
破格の機動性を有する近接戦闘に長けた機体「シェンロンガンダム」。
外観には古代中国の装備を思わせるような、中華系の意匠が取り入れられています。
自在に伸縮する右腕「ドラゴンハング」が特徴です。
キットとしては、可動も色分けも最近のキットよろしく非常に優秀!
ただ、両肩のファイティングサイト(緑色の丸い部分)がシールで再現されていることだけは残念…。
背面のファイティングサイトはシールもありません…。
ただこれは「後ろは白いのがデフォルト」とかいう話もあるので…、実際はどうなんでしょうか?
◆サイズ比較◆
ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。
設定上の頭長高は、当機が16.4mで、ガンダムが18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
※ このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!
◆旧キットと比較◆
同スケールのシェンロンガンダムは、当キット以前にも1995年と2000年に製品化されています。
2000年のほうはフィギュア付きのマイナーチェンジ版なのですが、手元にあるので比べて見ました。
プロポーションが全然違いますね。
旧キットは腰の位置が下がっていて、全高もやや低めです。
色分けやディテールの精度に関しては、当たり前ですが新しいほうが優れています。
◆パーツ構成◆
成形品 x 7、ポリキャップ、シール。
物量的にはHGの標準くらいでしょうか。
シールはさほどありませんが、4番の張り付けが少々難しいので慎重に!
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGAC シェンロンガンダム [XXXG-01S] 242(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- ビームグレイブ
- シェンロンシールド
- ドラゴンハング伸縮用ジョイント x 2
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手 [左右]
ヒートショーテル用 [左右]
ハンドパーツ
標準の「握り手」と「平手」 、あと「親指を立てた状態」の物がすべて一組づつ付属。
接続はボールジョイントで、かんたんに交換できます。
「親指を立てた状態」のは、本来「ガンダムサンドロック」のヒートショーテル用ですが、サムズアップに使えたりと、これはこれで役に立ちますw
ビームグレイブ
当機の主兵装となる、ナギナタ状の格闘兵装。
先端の刃はビームです。
利用の際は、標準の「握り手」にもたせられ、重量的にも問題ありません。
もちろん 両手持ちも可能!
平手を併用してもいいかもしれません。
非使用時は「ビームエフェクト」を取り外して、
背中にマウントしておくこともできます。
また、このマウンタ部分は回転するので、角度調整も可能です。
シェンロンシールド
投擲(とうてき)武器にもなる小型のラウンドシールド。
裏側には軸接続のジョイントがあり、
装備の際はそのジョイントを経由して、前腕のハードポイントに装着します。
ドラゴンハング伸縮用ジョイント
まんまですが、ドラゴンハングの伸縮に使うジョイントです。(;^_^A
実際の利用に関しては後述します。
◆余剰パーツ◆
余剰パーツとしては ご覧の物が余ります。
これらは、パーツの流用元である「ガンダムサンドロック改」のパーツです。
直接利用できるものはありませんが、ダクトの造形などはディテールアップの改造用などに使えそうですね!
◆ギミック◆
ドラゴンハングの展開
右腕の「ドラゴンハング」には開閉ギミックがあります。
展開する場合は、折りたたまれているアームをこんな感じで引き出し、
ハンドパーツを排除。
あとは反り返っているクローを起こせば完成です。
長さはこれくらい。
結構伸びますね!
またこのアーム部分には、前述の「ドラゴンハング伸縮用ジョイント」を連結できるようになっており、より長く、より曲がるアームにアップグレードできます!
ちなみに可動ポイントはスイング軸が8カ所に、回転軸が5カ所と、自由度の高さは文句なし。
さらにこの部分は両端のジョイント構造が同じなので、パーツさえあればいくらでもつながる面白仕様www
このためだけに製品を複数買うのは気が引けますが、
大金を積めば無限に連結することも可能です!
お小遣いに余裕があるかたは、ものすご~く長い腕を再現してみては!?
◆まとめ◆
- 「新機動戦記ガンダムW」より「シェンロンガンダム」のキットです。
- バリエ元のない新作ですが、フレーム部分は直近のHGAC系製品から流用されています。
- ドラゴンハングのギミックが素晴らしいです!
- ファイティングサイトのパーツ分けだけは残念…。
以上、HGAC「シェンロンガンダム」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。
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