【八王子市】松井風呂店のお嬢さんの素敵なパン屋さん、サル ドゥ バンはフランスの風薫る場所
甲州街道からみずき通りをいちょうホール方面に行くと、一番奥のロータリーになっているところにひときわ可愛いパン屋さんがあります。「boulangerie Salle de Bains」ブーランジェリー サル ドゥ バンと読みます。
Salle de Bainsとはフランス語で浴室の意味。左側の看板を見るとわかるのですが、ここはガス給湯器や浴槽・トイレなどの取り付け、修理を丁寧にしてくれると評判の松井風呂店と同じ建物。
松井風呂店の仲良し姉妹が経営している、フランスの風薫るパン屋さんです。
開店しているのは水・金・土の3日間だけ。
これは話題作りでも、もったいぶっている訳でもなく、松井姉妹のお子さんがまだ小さく、今のところ仕込みなどに時間のかかるパン作りは3日間が精一杯だそう。
店主の松井さんはフランスに行き、ロワール川河畔に位置する都市、ナント出身のボブさんの元でパン作りを学んだ筋金入りのパン職人です。
本当に美味しいパンを届けたいとみずき通りでサル ドゥ バンを開きました。
松井さんの原点は、フランスで食べた本当に美味しいパン。
サル ドゥ バンの一番人気は、ボブクロワッサン。フランスでボブさんのもと、パン屋の楽しさを学びボブさんを敬愛し、名前をボブクロワッサンにしました。
フランスで食べられているクロワッサンと同じ味がします。
それぞれのパンの名前もおしゃれ!
チョコバナナをフランス風に読むとショックバナーヌ。口に出したら八王子にいながらにしてパリジェンヌになれそうです。
工夫がされた、オリジナルのパンもたくさんの種類があります。
自家製トマトソースが美味しい本町ドッグ。ほんまち、もとまちと読まれがちですが、ほんちょうです!
お惣菜パンも何種類もの素材で作った具が素晴らしく、満足度が半端なくあります。
その時期にしか並ばない一期一会のパンもあります。
今年のお正月にはアーモンドクリームが詰まった新年を祝うフランス菓子、ガレットデロアも並んでいました。
今の時期は「さくら」を販売してます。クロワッサン生地に桜餡とホワイトチョコ、クランベリーを練り合わせ焼き上げてあります。
絶対に欲しいパンは事前予約がおすすめです。
みずき通りのオリジナルカレー&スパイス料理の名店、「インドラ」さんのひき肉となすのカレーを入れた、インドラカレーパンや、同じくみずき通りのスペシャルティコーヒー豆専門店「カザーナコーヒー」のカザーナコーヒークリームパンなど、ご近所の名店とのコラボ商品も開発しています。これぞオンリー八王子の逸品!
シンプルでベーシックなバゲットはフランスの味そのもの。小麦と水の美味しさがそのまま出ているような、味わい深いパンです。
水曜は食パンと一部のパンのみの販売。金・土曜は通常営業です。
本当に美味しいパンをお求めなら、ぜひ一度訪ねてみて下さい。
boulangerie Salle de Bains ブーランジェリー サル ドゥ バン
東京都八王子市本町25−16