いよいよ押し迫って参りましたね。本来なら明日年越しそばをどこかでいただいて記事をアップする予定だったんですが、どうやらちょいと難しそうな気配。というわけで、前日となる今日、年越しそばをいただいて今年をフィニッシュしようと、お蕎麦屋さんには入ったんですが、魅力的な丼を見つけてしまいまして、ついそちらメインのオーダーに……。いいんです、食べたいときに食べたいものを食べればいいんです。結果、大満足だったのだから。というわけで、どうぞ。

こちらが今回お伺いした「そば処 志な乃 千本店」さん。近くのスーパーや酒屋さんに行くことがちょくちょくありまして、存在は知ってたんですが、お伺いしたのは今回が初めてです。地下鉄東西線二条駅から千本通を北へ400m、徒歩6分ほどで到着します。コインパーキングはお店正面西側に少しのところに30分100円のコインパーキングがありましたので、そちらをぜひ。

ショーケースには精鋭たちの食品サンプルが鎮座しております。今年のシメにふさわしいグッドオールドスタイルではありませんか。ではいざ！

店内はこんな感じ。4人がけ、6人がけのテーブルと店奥にカウンターという布陣になっておりました。あ、テレビ、新聞、漫画もスタンバイしてましたよ。

メニューいってみましょう。こちら丼ものと一品のサイド。焼鳥や天ぷら盛合せといった酒のアテ的メニューがスタンバイしているのが個人的には注目ポイント。そうそう、丼ものには＋２５０円でミニそばorうどんがつけられまっせ。そしてかやくごはん250円にご注目ください。壁を見てみると。

日替わりになっとるんですね。この日はしめじごはんとのことで、この時点ではお蕎麦としめじごはんで確定だな、と思っていました。

で、こちらはそばとうどんのページ。かけからなべやきまで、一通りそろってますね。どれにしようかしら……と横を見ますと。

おっと各種セットメニューも用意されているんですね。でも丼とミニそばorうどんセットってことですよね〜、今日は年越しそばをいただきに来たものですから……ん？ い、いもかけ丼って何？　「いも」は「芋」でしょう、きっと。かけ……「芋をかける」ってこと？ 何それ？ と思うがはやいか「すみませーん！ いもかけ丼、そばで〜！」と普段では考えられない、はっきりとした声でオーダーを通す自分がいました。

んで、出てきたのがこちら！ 「いもかけ」とは山芋のおろしたのをかけるってことだったんですね。しかしどうですか、このグッドルッキンなビジュアルは。まっしろな芋に卵黄がぽとり、そして月を隠す雲のように刻み海苔がパラパラリと。この見た目だけで、頼んでよかった〜！とにっこり。お蕎麦もついてるので、初志貫徹といえなくもないということで。

そのお蕎麦をまずはひと口。お出汁はしっかり味でそばは茹で加減も程よくツルツルと喉を滑り落ちて行きます。かまぼこが2種類トッピングされてたのも個人的にはグーググー。んで、いもかけ丼の方をいただこうと思って、卓上に醤油を探したところ。

あるのは山椒と七味のみ！ うーんシンプル！ 言うてる場合やなくて！ 醤油かけないとさすがに芋、卵、海苔、ご飯では濃い味好きの私には物足りなくはありませんでしょうか、と思いつつ、レンゲで丼をひとすくい。

なんと！ 純白の芋の下には出汁と思しきものが！ なるほど、それで卓上に醤油がなかったわけですね。そうとわかればこちらのもの。れんげでご飯と芋を混ぜ混ぜしまして、お口に。うーん、うまいやないかーい！ 出汁はお蕎麦とかと共通のものでしょうか？ 濃すぎず、薄すぎず、芋＆ご飯をしっかりとまとめてくれます。これはスタミナつきそう〜とひと口、そしてもうひと口とレンゲのアップダウンが止まりません。　

ちなみに食べるときはこんな感じで、このままお口にパクー。惜しむらくはパクパク食べすぎて、卵を割ったときのシズル感あふれるシーンを撮り忘れたこと。でも大丈夫、私の網膜にはしっかりと焼き付いているのだから。というわけで、しっかりいただいてごちそうさまでした！

年越しそばを食べるつもりが、「いもかけ丼」との予期せぬ出会いで若干の変更となった今回。でも人と人との出会いもそういうものやん、素敵やんと納得してにっこりのランチとなりました。いや、しかし大満足。

というわけで、今年のアップはこれにてラスト。もしかして明日年越しそばを食べに出かけられたら、そちらもアップするつもりですが、とりあえず今年もこちらを見てくださっていた方々に感謝を。ありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。年始は6日からスタートしようかなと思ってます。ではではよいお年を！