【さいたま市西区】建築現場を特別公開! 廃材を活用した「木育フェス」が開催されました
さいたま市西区で建築の進む、「株式会社AQ Group」の新社屋にて、
2023年8月25日(金)に「夏休みの木育課外授業 つくろう!木育フェス」メイン会場が開催されました。
株式会社AQ Groupの新社屋は、日本初※ となる「8階建て純木造ビル」です。また、本社に併設する形で、ショールームや宿泊体験が可能な施設も建設中です。
※ 日本初:(株式会社AQ Group調べ 2023年8月時点)
1)免震装置に頼らない耐震構造による構造体の木を現しとした木造8階建て
2) 木構造体の接合部を特殊な金物に頼らず日本古来の継手・仕口の技術を住宅用プレカット工場で量産加工してつくる木造 8 階建
3) 伝統的な木組み技術とビスだけで壁倍率 20 倍を超える高耐力組子格子壁を使った木造 8 階建て
8月19日(土)より、「8階建て純木造ビル」の建築中に生じた廃材を活用した「廃材アート」を体験できる「木育フェス」が全国のアキュラホームのモデルハウスやグループの拠点を含め100を超える会場で開催されており、親子で「廃材アート」を楽しまれた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、メイン会場での開催を取材しました。
夏休みの木育課外授業 つくろう! 木育フェス
株式会社AQ Group新社屋「8階建て純木造ビル」会場(メイン会場)
☆ 開催日時:2023年8月25日(金) 10:00~11:30
☆ 会場住所:埼玉県さいたま市西区三橋
☆ 対象:小学生親子
モデルハウス会場
☆ 開催期間:8月19日(土)~8月29日(火) ※ 水曜定休
☆ 会場:全国のアキュラホームモデルハウス、AQ Group拠点等
☆ 対象:小学生親子
☆ 予約はこちら
夏休みも終盤となった8月25日(金)、ヘルメットを被った親子連れが向かうのは、なんと建築中の「株式会社AQ Group」の新社屋内部。
通常は公開されることのない建築現場が、特別に、参加者向けの見学会として公開されました。「すご~い!上も木だ~!」「木の香りがするね~」普段は立ち入ることのできない場所に、親も子も思わずテンションが上がる様子が見受けられましたが、それでもそこは建築現場。場所によっては危ないところもあります。小さなお子さんも、きちんとスタッフの案内通りに進んでいました。
「木育フェス」では、はじめに「純木造ビル」が日本国内からなくなるきっかけとなったのは、首都圏を襲った巨大地震「関東大震災」であったことや、なぜ今、木の建物を作ることが大切なのか、そしてそれがSDGsにも繋がるとはどういうことなのか、等々、木や純木造ビル、そして地球を守る大切さを学ぶ時間があり、その後、東京大学大学院 木質材料研究室 教授の稲山 正弘氏による木に関するクイズが実施されました。
ぜひ、読者の方も一緒に考えてみてください。
【クイズ】木が鉄・コンクリートよりもすぐれているところは?
① 軽くて強く長持ち
② 断熱性が高い(熱が伝わりにくい)
③ 火で燃やしても芯が残る
④ 環境にやさしい
「何回でも手を挙げられます。これだと思うものに手を挙げてください。」とのアナウンスで、会場では挙手による回答が行われましたが、多く手が挙がったのは2番と4番。尚、正解は…全部です! 「全部か~」と、思わず不正解を嘆く子どもの声もありました。
木を知るとともに、これからの地球を守っていく大切さを学んだあとは、いよいよお待ちかねの「廃材アート」体験の時間です。
最初は、「何をつくろう?」と木に触れながら迷う姿もありましたが、
木に触れるたび「そうだ!あれだ!」と、各テーブルで思い思いの制作が始まりました。
木工用ボンドや
グルーガンを使ってみたり、
高く積み上げてみたりと、
親も子も、「廃材アート」の時間は、
思わず口数も少なくなり、真剣そのもの。
そして、できあがると、みんな笑顔に。
作品を前に、笑顔の花が咲き乱れていました。
尚、モデルハウス会場では「廃材アート」体験を8月29日(火)まで(※ 事前予約制)行っています。夏休み最後に、木を学び、木に触れ、「8階建て純木造ビル」の建築中に生じた廃材で、思い思いの作品を作ってみてはいかがでしょうか?