Yahoo!ニュース

【秦野市】「農家は天職!」と挑戦し続ける農家さん! 地元産日本酒の酒米作りに「農×教育」も♪

きなこママ地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

秦野市唯一の酒蔵、「金井酒造店」で、お米も水も100%秦野産のお酒を作りたいとの想いから、2023年にスタートした「みらいざけプロジェクト」。

田植えも自分たちの手で!
植えた苗が、過ぎていく季節と共に育ち、稲となり、米を収穫。
秦野名水と秦野産の酒米で造る日本酒が完成しました。

想いのつまった「金井酒造店」のミライザケは、大変好評のよう♪
100%秦野産の「ミライザケ」は、今後、秦野を代表するお酒になりそうですね。

「金井酒造店」では完売とのことですが、市内でまだ購入できるお店があります。
ホームページに、ミライザケの取り扱いがあるお店が紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
「農産物直売 はだのじばさんず」でも、購入できますよ。

ミライザケの原料であるお米は、秦野産五百万石という酒米。
ミライザケが出来上がるまでのストーリーが気になる!

ということで、原料の酒米を育てた農家さん、「株式会社 大地」の小泉さんにお話を伺ってきました!

「株式会社 大地」は、秦野市内の広大な農地で様々な作物を作っています。
米、大豆、小麦、蕎麦を主に栽培しており、加工品等も「農産物直売 はだのじばさんず」で販売されているので、馴染みのある方も多いかと思います。

秦野産小麦で作ったうどんやそうめんは、全粒粉小麦粉使用なので、色合いもユニーク。
我が家でも度々、食卓に登場します♪

津久井在来大豆の豆菓子は、おやつにもぴったり!
市外の方へのちょっとしたお土産にも良いですよ。

すでに市内の広い農地で日々忙しく作業をされている小泉さん。
「金井酒造店」から「みらいざけプロジェクト」の話が来た際にも、初めは少し尻込みされていたそうです。
日本酒の原料はお米ですが、食べるためのお米と、お酒用のお米は別のもの。
これまでお酒用の酒米を栽培したことがない農家さんにとっては、新しく酒米を栽培することはとてもハードルが高いことだとか。
何度も検討を重ねた結果、「みらいざけプロジェクト」に参加することになった「株式会社 大地」。
初めての酒米栽培、試行覚悟の末に、ついにお酒の完成までたどり着きました!
心を込めて栽培した酒米からできた秦野産のお酒、簡単にできるものではないのだと、お話を伺って実感しました。

(*ご本人の許可を得て掲載しています)
(*ご本人の許可を得て掲載しています)

「農家は天職!」と笑顔で語る小泉さん。
しかし、生まれながらに農家の家庭で育ったわけではなく、お嫁に来て、子育てが少し落ち着いたタイミングから農家としてスタート。
「土もきらい、虫も好きじゃない」小泉さんですが、農家を一度もやめたいと思ったことがないそうですよ!
それくらい、農業はとても魅力のあるお仕事だそう。

(*ご本人の許可を得て掲載しています)
(*ご本人の許可を得て掲載しています)

3人のお子さんを育てるママでもある小泉さんは、子どもたちと農業への関わりにも力を注がれています。
地域の小学校の総合学習に農業に関する内容を取り入れてもらうよう、ご自身で積極的に活動
お米や野菜はどう育っていくのか、どう作っていくのか。
普段、スーパーやお店で買うことが当たり前になっている現代、子どもたちがこのようなことを実際に見て、聞いて、体験できるのはとても貴重な機会ですね。
作物を栽培するだけではとどまらない、小泉さんのアツい想いと活動は、秦野の子どもたちに色々な経験をさせてくれそうです。
小泉さん、お話を聞かせてくださり、ありがとうございました!
「株式会社 大地」のチャレンジ、今後も注目です♪

【詳細情報】
株式会社 大地
住所:秦野市菩提178

金井酒造店
住所:秦野市堀山下182-1
公式ホームページ
公式Twitter

地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

2022年5月より、地域ニュースサイト号外ネット「横浜市旭区・瀬谷区」から「秦野市・伊勢原市」担当に。地域のイベントや、ステキなお店の情報を発信していきます。パン屋さんとカフェ巡りが大好き!レポにも気合が入ります!

きなこママの最近の記事