日差しも雨も防げない⁈無数に穴の開いたタープ、実はテント製造工場が手掛ける逸品だった。
タープとは、キャンプやバーベキューなど屋外で屋根として使う道具であり、その役割はおもに「日差しを遮る」「雨を防ぐ」ことだと思います。
しかし、向こうが見えるほど穴の開いたタープが存在するのをご存知でしょうか?
今回はそんな不思議なタープをご紹介します。
その名もメッシュウイング『soften』
『soften』という名のタープはメッシュ生地で作られているため無数の穴が開いており、向こうが透けて見えます。こんなタープはどのアウトドアメーカーでも見たことがないと思います。
実際に張ってみるとこんな感じ↓↓↓
私の第一印象は、すごく開放感があっていいと思いました。メッシュと聞くと蚊帳のような、薄くて弱そうなイメージですが、このタープの生地はポリエステルにポリ塩化ビニルをコーティングしたメッシュとなっています。そのため一般的なタープよりも生地は厚くかなり頑丈です。
タープの役割を果たすのか?メリットは?
正直に申し上げると…日差しを遮ることはできません。そして、小さな穴がたくさん開いているので雨が浸透すると思います。タープとしても役割を果たさないのではないかと思いますが、ちゃんとメリットがあるのです。
こだわりのメリット、商品スペック
・青空が見える開放感
メッシュなので、空が見えてとても開放感があります。タープの下でも明るいのです。このタープは、日差しを遮るのではなく、和らげることを目的としています。
遮光率はサンドカラーが74%、ブラウンが84%
UVカット率はサンドカラー86%、ブラウン84%
・タープの下で焚火も可能
メッシュなので火の粉に弱いと思いきや、防炎加工が施してあるので実は火の粉に強いのです。
(不燃ではなく、火が燃え広がりにくいものです。火が近いと生地が溶けるので注意)
【商品スペック】
商品名:メッシュウイング『soften』(完全受注生産)
サイズ:3.8m×4m
生地:メッシュ生地(基布ポリエステル+コーティングポリ塩化ビニル)
カラー展開:サンドorブラウン
重量:約2.5kg
遮光率:サンド74%、ブラウン84%
UVカット率:サンド86%、ブラウン84%
付属品:なし、タープ本体のみ(別売り収納袋あり)
生地・縫製:Made in Japan
おすすめのフィールド、時期
このタープのメリットを生かすなら、夏の炎天下や日影のない広大なキャンプ場ではなく、日が短くなる季節や日影が多い林間のキャンプ場がオススメです。
テント製造工場によるタープブランド
このタープを製作・販売しているのは、香川県高松市のテント製造工場によるタープブランド『Telo』(テーロ)
製造工場からダイレクトにエンドユーザーさまに販売できるからこそ製作できる、価格以上の高品質なタープを展開。性能に優れて長く使える生地を厳選し、周りのキャンパーから目を惹くこと間違いないシルエットを持ったタープのみにこだわって製作。
今回紹介したタープ以外にも、TCやコットンのタープもありますので気になる方はホームページをご覧ください。
以上、あらなみCAMPでした。