【大阪谷六】ラテアートが美しいカフェ、店名に込められた想いとは？
オープン以来より美しいカフェラテが飲めるという事で話題の『HICARU COFFEE ROASTER（ヒカル コーヒー ロースター）』さん。
期間限定の秋らしいかぼちゃを使ったチーズケーキが食べられるという事で行ってきました。
最寄り駅は「谷町六丁目駅」、「谷町九丁目駅」で谷町筋沿いの谷町7交差点を東に入って少し進んだ所にお店はあります。
ベンチ席が数席の店内は、白やアイボリー色といった明るめの色合い、さらに植物が置いてあってオシャレです。
これだけ見ると最近流行の『映えカフェ』といった印象を受けますが、実はオーナーさんの想いが込められています。（後述）
アメリカーノ、カフェラテ、カフェモカの他にエスプレッソブラットオレンジやエスプレッソジンジャーラテといった珍しいエスプレッソドリンクがありました。
コーヒー以外にはジンジャエール、マンゴージュースなどのソフトドリンクというラインナップ。
スイーツはチーズケーキ、プリンにクッキーなどがあります。
オススメはスパイスバナナケーキだそう。
ラテアートが本当に美しいカフェラテ。
エチオピア、ブラジル産のブレンド、クセのないすっきりとした飲み口です。
かぼちゃの甘さや質感を残しながらもさらにクリーミー、軽やかな食感です。
ここで先述したオーナーさんの想いを記載します。
その想いとは、『全国にダウン症の方々の「居場所」をつくりたい』ということ。
店名の『HICARU COFFEE ROASTER（ヒカル コーヒー ロースター）』の『HICARU（ヒカル）』は、オーナーさんの弟『光』さんの名を取って名付けられました。
『光』さんはダウン症とその合併症を持って生まれ、わずか一歳という若さでこの世を去っておられます。
オーナーさんは大学生のころコーヒーと、コーヒーショップに魅了されバリスタを目指さる事を決意、大学に通いながらも、飲食店の空き時間を借りてコーヒーショップを営むきっかけをいただき、友人たちとともに同年代の居場所づくりに励まれました。
弟さんがちょうど18歳になり、自分と同じように社会人になる年であることをふと考えたことがあったそうです。
「『弟がもし生きてさえいたら幸せになれていたのだろうか。友人は？仕事は？夢は？居場所は？…』そんなことを考えた時、自分のコーヒーを通じた居場所づくりと重ね合わせ、起業をして自分も弟と同じような境遇の人たちとともに夢を叶えたい」と思われ設立に至ったそうです。
お店に行った際にはその事を思い、ひと時を過ごして欲してください。
店名：HICARU COFFEE ROASTER（ヒカル コーヒー ロースター）
住所：大阪市中央区上汐1-1-23
営業時間：8:00〜18:00（L.O17:30）
アクセス：大阪メトロ谷町線、長堀鶴見緑地線「谷町六丁目駅」より徒歩約6分、大阪メトロ谷町線、千日前線「谷町九丁目駅」より徒歩約9分
定休日：不定休
キャッシュレス決済：使用可能
詳しくはお店の公式Instagram（外部リンク）を見てください！
