【東大阪市】古来から楽しまれてきたお香の世界。74点もの作品が無料で楽しめます。
河内国における古来からの人々の生活を発信されている「旧河澄家」。現在は、お香立ての「陶芸展」が開催されています。お香立ての作品が並ぶ美術展示は非常に珍しいものだと思い、様子を見に行ってきました。
東大阪市の日下地域に「旧河澄家」はあります。近鉄「石切駅」から徒歩15分ぐらいで行くことができます。現在は、お香立ての作品を展示した企画展が開催されています。
中に入ると、たくさんのお香立ての作品が展示されていました。全部で74点もの作品が展示されているそうです。この企画展は、東大阪市にお住いの陶芸家、「桜井智子さん」とそのお弟子さんの作品が展示されています。
本格的な雰囲気のものから可愛らしいお香立てまで、さまざまな特徴・個性を感じることができます。私は、日頃お香に触れることがないため、お香立てにもたくさんの種類と、その用途の深さに驚きました。まさに非日常の体験をここでは感じることができます。
こちらが、「桜井智子さん」による「アスカラノヒビ」だそうです。シンプルな色合いの中にも、綺麗に描かれた模様が印象的です。「これがお香立てなのか」とか「なんとなくおはじきみたいなものを感じる」など、色々なことを考えながら見ていました。このように、たくさんのことを想像したり、考えながら見ることも美術展の楽しみですよね。
この企画展は、4月16日まで開催されています。無料で見ることができので、ぜひお気軽に立ち寄ってみてください。
旧河澄家(陶芸展)
【住所】大阪府東大阪市日下町7丁目6番39号
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より、北西へ徒歩15分程度
【開催期間】2023年3月17日〜4月16日
【開館時間】午前9時30分~午後4時30分
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)
【お問合せ】072-984-1640