【立川市】2023年12月31日に閉館する「パレスホテル立川」に最後の思い出として宿泊してきました。
2023年12月31日(日)に営業終了してしまう「パレスホテル立川」へ宿泊してきました。
サンサンロード沿いに多摩モノレールが開業する前からあるパレスホテル立川。2023年6月3日(土)に営業を終了することを発表しましたが、とうとうその時が近づいてきました。
サンサンロード側のエントランスから、入って左側に、パレスホテル立川の歴史が展示されていました。
パレスホテル立川は、ファーレ立川の誕生と同時期の1994年に開業し、今年で29周年を迎えたそうです。
筆者は、12月20日(水)に宿泊したため、営業終了まであと11日となっていました。この数字を見ると悲しくなりますよね。パレスホテル立川公式サイトでもカウントダウンが表示されています。
サンサンロード側のエントランス入って左側にある、イル・ぺぺは朝食のみの営業となっています。
中の方へ進むと、広いロビーがあります。外国へ来ているかのよう。数人の方が名残惜しそうに眺めていましたよ。きっと、それぞれの心の中に大切な思い出があるのでしょう。たくさんの思い出がある場所がなくなってしまうのは本当に寂しいですね。
中央には、本物のたまごを使用したオーナメントが飾り付けられているクリスマスツリーがありました。
チェックインの時には、家族連れ、お友達同士など次々とフロントでチェックインをされていました。
2階へ上がると、ロビーを一望できます。
内装が高級感溢れています。
2階には休業しているお店が数店あり、「和食堂 欅」と
バー「ロイヤルオーク」が休業していました。休業となっていますが、パレスホテル立川の閉館と同時に閉店してしまいます。
唯一、営業している飲食店「中国料理 瑞麟」で食事をしようと思いましたが、予約のみのご案内だったため断念。お早めに食べに行ったほうがいいかもしれません。
ファーレ立川側から外へ出てみました。2階からの出入り口は、ペデストリアンデッキで繋がっており、この写真の通路はたくさんの方が利用しています。
ファーレ立川側には、スーツケースを持っている宿泊客の方々が多くいらっしゃいました。
パレスホテル立川には、高速バスのバス停がありますが、営業終了してしまったらどうなるのでしょう。
一通り写真を撮り終え、お部屋へ向かいました。
エレベーターは、珍しい日本エレベーター製造です。
内装は上品なレトロ調で、これぞホテルのエレベーターという感じです。
お部屋は、綺麗で居心地がよかったです。
机には、サービスのお水とお茶、コーヒーマシンのカセットが用意されていました。
また、アメニティーグッズが充実していましたよ。
カードキーには、ファーレ立川のアート作品が印刷されていました。
次の日の朝。窓の外を見てみると、そこにはなんとウエディング チャペルがありました。ここで、結婚式を挙げられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。素敵な場所ですね。
朝食をしに、イル・ぺぺへ行きました。
窓からはサンサンロードを一望できます。こちらで食べていた方が、窓を眺めながら寂しそうにコーヒーを飲まれていたのが印象的でした。外の景色を眺めながらいただくイル・ぺぺの料理、美味しいですよね。
お料理はバイキング形式で、和洋食メニューが充実していましたよ。
店内は広々していて、宿泊者の方で賑わっていました。
優雅な朝を満喫することができました。お店の方にお礼を伝えると「長い間ありがとうございました」と、深々とお辞儀をしてくださいました。こちらこそ美味しい食事をありがとうございました。
たくさんの思い出が詰まったパレスホテル立川。29年間多くの方が宿泊してきたことでしょう。宴会利用の皆様も多かったですよね。
クリスマスイブの12月24日(日)で、パレスホテル立川が営業終了するまで残り1週間となってしまいました。悲しいですが、悔いのないよう最後の思い出として訪れてみてはいかがでしょうか。
パレスホテル立川(2023年12月31日(日)営業終了)
住所:〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目40−15
TEL:042-527-1111