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【沼津市】冬の晴れた日だけの幻想的な光景!ダルマ型の夕日が水平線に沈む「ダルマ夕日」

ぴんちょす食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょすです。

ここでは僕が沼津市で出会った素敵なお店やイベント、美味しいものや楽しいことをシェアしていきます。

今回は沼津市で、冬の季節にだけ見られる幻想的な光景の話題。

冬の晴れた日にだけ見える幻想的な光景、水平線に沈む夕日がダルマ型に見える「ダルマ夕日」の紹介です!

本当に条件が揃わないとめったに見られない光景なんですが、以前撮影に成功した時のレポも含めてご紹介!

というわけである冬の日に訪れたのは沼津市でも有数の観光スポット、沼津港。

沼津港の魚市場からはちょうど西の方角に海が開けていて、夕日がきれいに見えるスポットなんです。

沼津港には夕日を見にきた人でいっぱい
沼津港には夕日を見にきた人でいっぱい

そんな沼津港へ、今回はめったに見られない「ダルマ夕日」を観に、そして写真に納めにきまして。

冬の日で気温が低く、一方で海水温が高く、そしてよく晴れて水平線のあたりに雲がかかっていない、という条件が揃わないとなかなか見られない光景です。

僕もこの時は晴れた日に何度か沼津港をおとずれて、チャンスをうかがっていた日のうちのひとつ、でした。

沼津港の魚市場からはちょうど西の方角、「沼津港大型展望水門びゅうお」の水門の間に沈んでいく光景が見られます。

びゅうおに沈んでいく夕日
びゅうおに沈んでいく夕日

水平線に向かって少しずつ沈んでいく夕日、そして水面に映る夕日の灯り。

これだけでも写真映えする幻想的な光景です。

ちなみにこの撮影日時が2022年1月3日の16:40くらい。

水面に映る夕日の灯りも幻想的
水面に映る夕日の灯りも幻想的

そして少しずつ夕日が水平線に沈んでいき…

水平線に接する頃(16:45くらいでした)には太陽そのものと、その下に浮かぶ夕日が重なり、ダルマの頭のような姿に。

この下半分の夕日は、蜃気楼現象の一種だそう。

空気の澄んだ晴れた日でも、水平線近くまで雲が無く晴れている、という日はなかなか少なく、実際僕も何日も沼津港に通ってようやく撮影できた光景です。

貴重なダルマ夕日の光景です
貴重なダルマ夕日の光景です

この「ダルマ夕日」は、今回撮影した沼津港以外にも、沼津御用邸記念公園近くの島郷海岸からも見えたりするそう。

幻想的なこの光景は、沼津市の魅力を集めた「ぬまづの宝100選」のひとつ、しかも筆頭に選ばれているものです。

12月20日前後の日没が早い時期の晴れた日に、沼津御用邸記念公園前の島郷海岸から大瀬崎沖の海に没する夕日を眺めると、水平線に夕日が反射する素晴らしい光景を見ることができます。この光景は「ダルマ夕日」と呼ばれています。
「ダルマ夕日」は、海水温が高いこと、気温が低いこと、晴れた日等の条件が整わないと見ることができないと言われます。
沼津市「ぬまづの宝100選」公式サイトより引用)

本当に空気が澄んだこの日は、紺色の空から夕日のオレンジ色に徐々に変わっていくグラデーション、そして幻想的なダルマ夕日、揺れる水面に映る夕日の灯り、そしてそびえ立つ「びゅうお」のシルエット…と、本当に素晴らしい光景になりました。

夕焼けのグラデーションとダルマ夕日、びゅうおのシルエット
夕焼けのグラデーションとダルマ夕日、びゅうおのシルエット

またこれだけ晴れて夕焼けが綺麗な日には、もちろん富士山も素晴らしく綺麗な光景に。

澄んだ空にそびえ立つ白く冠雪した富士山、夕焼けを受けてやや赤っぽくなっている姿もまた素晴らしい光景です。

夕焼けに染まる富士山も素晴らしい光景です
夕焼けに染まる富士山も素晴らしい光景です

というわけで今回は、冬の晴れた日にだけ見える絶景「ダルマ夕日」のご紹介でした!

気象条件がうまく揃わないと見られない、本当に貴重な光景。

この冬は晴れた日に「ダルマ夕日」、狙いに行ってみては!

ではまた!

撮影スポット情報
・沼津港 沼津魚市場周辺
・〒410-0845 静岡県沼津市千本港町128-1
(撮影日:2022年1月3日)

食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

静岡県沼津市の<底なし沼>な魅力にハマっちゃった人。沼津の美味しいものの食べあるきや美味しいお酒の飲みあるき、楽しいイベントの体験をシェアします。「沼津っていいな」の輪が広がればいいな、と。県外出身、妻と2人暮らし。

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