【寝屋川市】福は内! 成田山不動尊で節分祭。広瀬市長も豆まきに参加「厄疫退散・開運厄除」を祈願!
令和4年2月4日、寝屋川市では過去最多の409人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。前日の2月3日に記録した過去最多363人をさらに大きく上回っていて、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
そのような中ではありますが、令和4年2月3日、大阪成田山不動尊で節分祭が行われました。成田山の今年の節分祭は「世界の願い 新型コロナウイルス終息」を主たる願いとして「開運厄除 繁栄隆昌 交通安全」を祈願して執り行われました。
毎年、特設舞台を設置し、NHKの朝ドラの俳優さんや地元の力士、落語家などの有名人を招いて行われていた成田山の豆まき式ですが、今年も昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み、本堂での追儺式大護摩供で、ご本尊様に豆をまき、参拝者への豆まきは行われませんでした。
代わりに境内に千升大福枡を設置して参拝者へ新型コロナウイルスの終息を祈願した無料福豆が授与されました。
この福枡は純天然木曽檜製です。
大きさは内法で、たてよことも150cmあり、高さ80cm、重さは200あるそうです。
容量にして1,800リットルですので、千升ということになります。
成田山の「千升大福桝」は、文字通り、幸福を千倍、それ以上に増すようにとの願いが込められていますが、加えて千升は先勝、戦勝にも通じ、勝負事はもとより、今回は特に疫病に勝つべく願いが込められているとのことです。
今年は落花生と大豆混合の無料福豆が2万袋準備されました。
本堂で行われた追儺式大護摩供では、まず祈願文が読み上げられました。
お焚き上げの炎のもと、読経が行われました。
読経のあと、厄払い(梵天祓い)が行われます。
その後、追儺豆まきが行われました。
節分には「鬼は外、福は内」と豆をまきますが、お不動様の前では鬼でも改心してしまうとされ、成田山では古来より「鬼は外」と言わず、「福は内、福は内」と声高らかに豆をまくのが特徴です。
本堂での追儺式大護摩供を終え、新型コロナウイルスの終息を祈願して広瀬けいすけ市長が出て来られました。
広瀬市長は、日々の激務にも関わらず、笑顔で市民の呼びかけに応え、ガッツポーズ。
「新型コロナウイルスの感染拡大で、舞台から豆まきができなかったのは残念でした。」とおっしゃりつつ、笑顔でお持ちになっていた福枡の底の日付を見せてくださいました。
筆者も来年こそは特設舞台からの豆まきを実現してほしいという思いを強くしました。
本堂正面から年男が退堂します。
成田山では、豆まき役の年男に生まれ年の制限などはないそうです。
お練り行列のほら貝の音が澄んだ空に響き渡ります。
お導師様が退堂されます。
筆者もいただいた福豆を持ち帰って「新型コロナウイルス終息」と「開運招福」を祈願していただきました。
ちなみに今年の成田山の福豆は落花生と大豆の混合でした。
成田山不動尊では、令和4年2月4日~28日まで厄除祈願大祭を行っていて、厄払いのご祈祷を受けることができます。
【施設情報】
成田山不動尊
〒572-0005 大阪府寝屋川市成田西町10−1
最寄り(京阪 香里園)駅から徒歩15分
または、京阪バス(1番のりば「三井団地」「ビバモール」方面行きバス)「成田山不動尊前」下車すぐ