六波羅蜜寺のすぐそばにある「六波羅飯店」は、松原通ぞいにある町の中華料理屋さん。このあたりは近くに六道珍皇寺もあり、多くのお店が立ち並んでいて、観光客や地元の人でいつも賑やか。その中にあって昔ながらのたたずまいが目をひき、「町中華の名店」とその噂を聞いていたこともあり、以前から気になっていたのでした。

お店の雰囲気と「六波羅飯店」という店名からもう美味しそう。

お店はすぐ北に「みなとや幽霊子育飴本舗」、少し南に行くと「六波羅蜜寺」がある角にあります。

メニューを見ながらなにを食べるかしばし吟味。名前からして名物かと思わる「六波羅丼」にひかれます。

定食も魅力的。

「チャンポン麺が美味しい」と噂に聞いていたので、今回は「チャンポン麺」をいただきます。

「チャンポン」というと「長崎ちゃんぽん」や、京滋では「近江ちゃんぽん」を思い浮かべますが、六波羅飯店のチャンポン麺はそれらとは全く違うタイプ。

スープが照り輝いて、美しい…！

麺の上にはあんかけのスープとたっぷりの具材がのっています。ねっとりとした熱々のあんかけスープが麺にからまって、重い…そして美味しい！

食べ進めながら「スープを白ごはんにかけたら中華丼みたいで美味しいかも」と思いました。今度試してみようかな。

帰宅後に調べてみると、先述の「六波羅丼」は、あんかけの中華丼のようなメニューだそうです。これは絶対に美味しい。他にも唐揚げが絶品という評価も多く、カレーチャンポン麺も気になります。これからは近くに行くたびに通いつめることになりそうです。