【富士市松岡】富士市は今が梨の最盛期! 《水神鈴木農園》
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/top_1691635600907.jpeg?exp=10800)
梨といえば秋の味覚ですが、温暖な気候の富士市では全国の産地に先駆けて、今まさに最盛期を迎えています。
富士市松岡の水神鈴木農園さんでお話を伺いました。
![鈴木さんは梨農家組合の会長さん](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691635941884.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
富士市では岩松地区、水戸島地区、須津地区に梨農家が多いそうです。組合加入農家は現在48軒。富士市の栽培面積は全部で約40ヘクタール(約12万坪)です。
とりわけ雁堤のあたりは元々が大きな河原だったことで水捌けが良く、梨の栽培に適した土壌だそうです。昔から東海道が整備されていたので東京に出荷しやすいこと、温暖な気候で他の梨の産地よりも出荷時期が早いためお盆の需要に応えられることなどの好条件が重なり、富士市の梨は有名になりました。
![主に幸水と豊水を栽培しています](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691638970668.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
富士の梨農家はお盆前に幸水を出荷できるのが最大の強み。取材中にも自宅用やお使い物として箱買いをして行くお客さんがひっきりなしに訪れていました。
![駐車場は販売所の西側](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691639407305.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今は幸水がメインですが、お盆を過ぎた頃には豊水に切り替わっていくそうです。
販売時期は7月下旬から9月上旬と、ほんの5〜6週間のみ。この数週間のために1年をかけて作業をしていくのだと考えたら、本当に本当に大変なお仕事なのだとしみじみ思いました。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691639923377.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
家族総出で梨の出荷作業をされている様子も見せていただきました。
親子3代で、ひとつずつ丁寧に磨き、仕分けていきます。
水神鈴木農園さんは一番若い方が6代目。戦後の混乱期も乗り越えながら、もう100年以上ずっと続けてこられたとのこと。家族みんなが仲良く健康でなければ続かないお仕事ですね。
![おばあちゃまに良い笑顔をいただきました。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691640167080.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今年の直売所での販売終了時期は未定ですが、参考までに昨年は9月3日で終了しています。
その後は市内の産直市や近隣の店舗でも少量は販売されるようですが、まさに今が旬の梨を食べたい!という方はどうぞお急ぎください。
![男性の手にも余る大きな梨!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/kabochan/article/00548360/internal_1691643149740.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
私も幸水と豊水の両方をいただきましたが、口にいれるとブシュッ!と果汁が吹き出す、甘くてシャキシャキの美味しい梨でした。これは箱買いしたくなりますね。
どうぞ皆様お身体に気をつけて、これからも美味しい梨を提供し続けてください。
冬のみかん販売も楽しみにしています!
【水神鈴木農園】
〒416-0909 静岡県富士市松岡1602
(かつれつえん、セブン-イレブン富士市松岡西店の北側)
直売所は8:00〜14:00
駐車場 有り
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