【イベント感想】全国で1番早い花火大会『琉球海炎祭2024』混雑や席、チケット情報【沖縄県宜野湾市】
ご訪問ありがとうございます。保育園へ通う長女(5歳)と次女(3歳)とお出かけが趣味のホクトです。
先月の4月13日(土)に開催された琉球海炎祭2024。天気にも恵まれ大輪の花火が夜空を彩ました。筆者は今年で3回目の取材。大迫力の花火に撮影を行いつつ歓声が抑えられませんでした。イベント記録として気になる情報をまとめさせて頂きます。
*記事内で掲載されている写真につきましてはイベント主催元に使用許諾を得ております。一般のお客様・関係者問わず各種記事およびSNSで使用される旨を当日アナウンス済みになります。
2024年度の楽曲編成は?
筆者の今年の推しは「唱/ado」と「アイドル/YOASOBI」でした。もちろん毎年定番となっている葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」も文句なしの美しさ。音楽に同調して絶妙なタイミングで打ち上がる花火は臨場感をもって現地でしか味わえない感動がありました。すべて詳細に記載したいところですが今年は下記2曲に焦点をあて記載させて頂きます。
「唱/ado」
オープニングを飾ったのは知らない人はいない令和のアーティストadoの「唱」。音響にあわせて赤を基調にした花火が打ち上がります。音の強弱にあわせて光と音が見事に調和していました。筆者が特に注目したのはサビパートに入る前。韻に合わせて花火も音と打ち上がる高さ・向きに変化が。ぜひ過去映像をご覧になる際は注目してみて下さい。そして注目のサビパートではカメラの画角に収まらない規模の花火が空一面に打ち上げられました。
「アイドル/YOASOBI」
今年一番鳥肌がたった花火と言っても過言ではない選曲ではないでしょう。オーケストラバージョンと通常の歌詞ありの豪華2曲。こちらも音楽にあわせ夜空いっぱいに花火が。アニメ化されている『推しの子』のOPでながれるアニメーションにもマッチしていたと個人的には思いました。赤・緑・青・白・桃など様々な色の花火が瞬きをすることを忘れてしまう迫力で展開。サビパートから後半にかけては最先端の制御技術のお披露目でした。
各指定エリアからの眺めは?
チケットを購入するうえで気になるのは指定エリアごとの見え方。金額にすると数千円以上の差が生じるので家族単位だと万単位の違いに。金額では、フリーエリア→A席→SA席→S席→SS席の順で高くなっていきます。エリアごとにどの程度見え方が異なるのか筆者なりに現地で確認してみました。
指定エリアはチケット購入時に細かい座席指定はされず、現地到着順にスタッフの方が奥から案内されます。
フリーエリア
1番安価な入場券には砂浜ほか自由観覧エリアが含まれています。座席の指定がないため場所取りは必須。人数に応じた適正な大きさのレジャーシートは持ち込み可能なので適宜場所の確保を。
A席(A1・A2)
パイプ椅子に座っての花火鑑賞が可能です。テントやテーブルは設けられていませんが椅子に座って鑑賞希望の方はこちらがお勧め。砂浜・階段のところにパイプ椅子が置かれている形式です。案内されたイスの場所を忘れないよう目印になるものを置いておくことも忘れずに。
SA席
パイプ椅子に座っての花火鑑賞が可能です。地図では花火打ち上げエリアのちょうど正面に位置する席になります。A席と異なる点は場所が砂浜ではなく遊歩道に隣接する踊り場であること。目の前に遮るものがなくやや高めの場所になります。
S席
ガーデンテーブルとイスがセットになった家族・グループ向けのお席です。こちらは花火打ち上げエリアからやや斜めの配置。A席の後ろになります。雨・日除けはついておりませんがテーブルがあるので荷物の置き場にも困りません。会場内で購入した飲食物を花火鑑賞前から終わりにかけてゆっくり食べ飲みしたい方にはお勧めです。
SS席
ガーデンテーブルとイス、雨・日除けがセットになった一番高めのお席です。S席同様、テーブルがあるので食べ飲みのスペースは十分。雨・日除けがあるので西日や多少の雨を気にせず確実に海炎祭を満喫したいという方向けのお席になります。
混雑具合は?
イベント自体は15:30開場でしたが15:00頃から既に入場待ちの列が。フリーエリアの場所取りもそうですが、指定席の方も混み合う前に入場している様子が見受けられました。早めに入場した方はキッチンカーや会場内のフォトスポットの撮影、ちびっこ達は砂場遊び。そしてしつこいようですがトイレ。
各指定エリアは入場順の案内。フリーエリア以外のお席についても入場順に係の方が案内していました。フリーエリアは砂浜を中心に賑わいも。気になる砂浜の混雑具合ですが筆者は2回に分けて現場確認。17:00台と19:00少し前の時間帯に撮影しましたが19:00前にはなかなかの人口密度が。
持ち込み可能なものと禁止されているものは?
傘やレジャーシートの持ち込みは可能ですがいずれも常識の範囲内の大きさのものに限ります。ビーチで使用するようなパラソルや大型のブルーシートは持ち込み不可。基本的に他のお客様の花火鑑賞を物理的・精神的に阻害するものの持ち込みは出来ません。
入場券プレゼント付きのボランティアについて
直前での募集が行われておりましたが入場券プレゼント付きのボランティア募集も実施。前日・当日・翌日と作業時間3〜4時間の案内が。実際に参加されたボランティアスタッフさんにお話を伺ってみました。
総評!
基本的にどのエリアからも花火は問題なく鑑賞できるという印象を受けました。もちろん風向きや前に座る人の座高の高さという運の要素はあります。大事なことは花火開始時間までに入場して花火鑑賞を行うこと。車や入場までの混雑を加味した移動時間の確保が最重要事項だと個人的には思いました。
音楽に合わせて打ち上がる花火には映像では伝わらない臨場感と感動がありました。鼓膜を通して伝わる空気の振動や歓声、瞬きをすることすら忘れてしまう規模の花火は会場でしか味わえないものでした。今年冬には北部にあるカヌチャリゾートにて『海炎祭winter』も開催が決定。気になる方はぜひ。
【イベント情報】
名 称:第21回JAL PRESENTS 琉球海炎祭2024
日 時:2024年4月13日(土)*既に実施済みのイベント
時 間:開場15:30(予定)
開演19:00(予定)
場 所:宜野湾海浜公園(ぎのわんトロピカルビーチ)
〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜4丁目2−1
駐車場:有料(要事前購入)
備 考:有料イベント、琉球海炎祭 公式HPはこちら