【四日市市】寂しいですね…75年もの間愛されてきた銭湯が、6月8日をもって閉店しました。
西新地の銭湯「住吉湯」が2023年6月8日(木)をもって閉店していました。
貼り紙によると、75年もの間営業されていたそうです。長年「住吉湯」に通われていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「三重銭湯組合」のホームページによると、「住吉湯」は三重県で一番都会にある「アーバン銭湯」。夜中12時まで営業していました。サウナに加え、うたせ湯、薬用炭酸泉まであり、設備が充実していたそうです。風呂底の青と、白の空間が調和する浴場の風景はギリシアかどこかの神殿のようだったそうですよ。
隣のコインランドリーは、時間を変更して営業しています。
本町の「四日市温泉」や海山道町の「三浜湯」も廃湯し、今回「住吉湯」も廃湯してしまったため、現在四日市市の銭湯は中部の「玉の湯」・楠町の「楠温泉」のみとなりました。
「住吉湯」が開店した75年前というと、戦後間もない頃。その頃はお風呂がない家も多く、今よりも銭湯に需要があり、多くの方が利用していたのでしょう。昔はたくさんあった銭湯も、どんどん無くなってしまって寂しいですね。長い間の営業ありがとうございました。
【住吉湯(2023年6月8日閉店)】
住所:四日市市西新地15-17
※隣のコインランドリーは営業。営業時間6時~22時。年中無休。