【川越市】レトロなバーが30年の時間を超えての劇的な復活! 歴史情緒あふれる小路をあらためてご紹介!
本日(2024年10月25日)、バー「ロートレック」がリニューアルオープンしました。ひと口にリニューアルオープンといっても、いろいろなかたちがありますが、「ロートレック」の場合はかなり個性的で、30年以上の空白期間を経ての営業再開です。「ロートレック」は歴史情緒が溢(あふ)れる小路「弁天横丁」沿いにあります。今回はその周辺の情報とともに、オープンした古くて新しいバーの情報をお届けします。
懐かしい雰囲気の小路とそこに残る長屋
弁天横丁
まずは「弁天横丁」のご紹介から。
こちらは古い長屋が残る、独特な雰囲気を楽しめる横丁です。場所は川越観光の中心地・蔵造りの町並み(川越一番街商店街)の近くです。
ちなみにあらためて簡単に言葉の説明をすると、長屋は「文字通り長い家屋で、1つの建物に複数の住戸が作られていて隣と壁を共有する日本の伝統的な住宅形態」です。また、横丁は「表通りから横に入った細い道」です。
「弁天横丁」は近くの「蔵造りの町並み(川越一番街商店街)」と比べると、そこまではポピュラーではなく、人通りも多くありません。穴場スポットといえるでしょう。特にまだ訪問したことがない方はぜひ!
喜多町弁天長屋
「弁天横丁」には三つの長屋が残っています。その中の一つ、「喜多町弁天長屋」はきれいにリノベーションされていて(機能・価値の再生のための改修をされていて)、特に見どころが多い長屋です。
「喜多町弁天長屋」では、いろいろなお店が営業しています。
建物内のお店ではショッピングを楽しめます。例えば「Caoli Art Studio」では素敵なアート作品を販売しています。
建物自体が魅力的ですし、弁天横丁に足を運んだ際には、ぜひ「喜多町弁天長屋」へどうぞ。
弁天大市
そしてイベントのご紹介です。2024年11月10日、「弁天横丁」沿いで営業しているお店が多数、参加する「弁天大市」が開催予定です。
会場は蓮馨寺(「弁天横丁」ではないので要注意)で、この「弁天大市」ではいろいろなジャンルのワークショップも実施されるそう。これは楽しみです。
【お店情報】
- 建物名/喜多町弁天長屋
- 住所/埼玉県川越市喜多町2-1
- 概要/「弁天横丁」にある長屋で複数のお店が営業している。営業時間や定休日はお店によって異なる。詳しい情報は公式サイトや公式Instagramを参照のこと
- 公式SNS/本記事内で写真を掲載した「トモリ食堂」の公式Instagramはこちら、「Caoli Art Studio」の公式Instagramはこちら
- 関連情報/2024年11月10日11:00~16:00、蓮馨寺(川越市連雀町7-1)にて弁天横丁で営業しているお店が多数参加するイベント「弁天大市」が開催予定
30年以上振りに営業を再開した「ロートレック」
ここからは特に川越市民は知っておきたいバーのリニューアルオープンの情報です。
「弁天横丁」には以前はいくつものお酒を楽しめるお店が営業していたそう。その名残(なごり)は横丁の入り口に設置されている看板に残っています。
その中の一つ、「ロートレック」が本日(2024年10月25日)、リニューアルオープンしました。
店長さんは以前のお店の関係者様との直接的な面識はないそうですが、建物関連などの書類から察するに、「こちらが営業するのは30年以上振りだと思います」とおっしゃっていました。
店内はこの場所らしい、レトロで落ち着いた空間が広がっています。
お店の情報としては、まず、こちらは座席がない、スタンディングバーです。当面は乾き物を含めて食べ物の提供の予定はなく、ちょっと個性的なことにメニューもないそうです。では、お酒はどのように注文するかというと、お店にある具体的な商品名はもちろん、好みを伝えると、店長さんに用意していただけるそうです。
それにしても昭和の時代に営業していたお店が、外観や店内の雰囲気はそのままにリニューアルオープンするのはドラマティックですよね♪
【お店情報】
- 店名/ロートレック
- 住所/埼玉県川越市喜多町2-1
- 営業時間/14:00~22:00ぐらい
- 定休日/毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日) ※営業時間と定休日は店長さんのコメントより。リニューアルオープン時の情報で今後は変更の可能性有
- 公式SNS/Instagram
以上、今回はリニューアルオープンしたバー「ロートレック」を含めた「弁天横丁」の情報でした。