【東久留米市】都内唯一の名水百選、「落合川」を散策してみよう。(落合川中流部~下流部+竹林公園編)
先日ご紹介した落合川散策の「落合川上流部+南沢湧水群編」の続きで、今回は「落合川中流部~下流部+竹林公園編」になります。
今回も前回と同じように地図に番号を付けてみました。
今回は①の毘沙門橋付近からのスタートになります。
川に降りやすいように整備されていて「天然のプール」の様になっています。
こちらでも透明度が伝わるかと思い、水面を接写してみました。
こちらの天然のプールは、暑くなってくると沢山の子供たちが(たまにゴールデンレトリーバー等の犬も)水遊びをしています。
散歩している人や、すぐ横のベンチで休憩している大人たちも多いので、防犯面でも安心です。
「落合川いこいの水辺」は親水広場の様になっていて、休日になると水遊びや水生昆虫や小魚を採ったり、広場でビニールシートやテントを広げてのんびりしている人たちを多く見ます。
公園の上の方は広場や遊歩道となっていて、約2000本の孟宗竹が生い茂っています。
竹の落ち葉がクッションとなり歩きやすいですが、雨上がりは滑りやすくなっているので注意してください。
公園の下の方には水辺があり、湧水点があります。
こちらの岩の下から水が湧き出ていて、この湧き水は「東京の名湧水57選」に選ばれています。
竹林公園の水辺も筆者が子供の頃によく水遊びをしていました。
水の透明度も冷たさも子供の頃と変わりありませんが、水量は大分減ってきています。
このまま水量が減り続けてやがては水が枯渇しないか、少し心配なところです。
なお、夏はやぶ蚊がかなり多いので、散策の際は虫よけ対策を忘れないでください。
「竹林公園」の川を少し下ると住宅地を流れる「こぶし沢」に出ます。
看板の文字が「こぶし沢ホタルの里」から「こぶし沢清流の里」に変わっており、ホタルの幼虫を保護や養殖していたと思われるケージが見当たらなくなっています。
「落合川」と「こぶし沢」の合流部より少し上流にある傾斜で、こちらも暑い日にはこの傾斜を「天然のウォータースライダー」として子どもたちが利用して遊んでいます。
目の前のグラウンドや広場では休日になると少年野球チームが練習や試合をしていたり、祭りやイベントの会場としても使用されています。
なお、この付近では「カルガモの親子」を見かける事が出来ます。
「立野川」は、向山緑地公園付近に水源がある「落合川」の支流です。
自由学園という学校の敷地内を通り、西武池袋線の鉄塔付近から浅間町の住宅地の中を流れて、「落合川」に合流します。
こちらでも「カルガモの親子」を見る事が出来ます。
左が「落合川」で右が「黒目川」です。
合流後は「黒目川」となり、やがて朝霞市付近で「新河岸川」となります。
二回に渡ってお送りした「落合川」を散策ですが、リニューアルした「東久留米市立中央図書館」の1階には、「私たちのまち東久留米」と「川と湧水」というコーナーがありますので、気になる方は調べてみるのも面白いと思います。
場所 竹林公園
住所 東京都 東久留米市 南沢1丁目7