【悪用厳禁】できる人は使っている!相手にYESと言わせる3つの心理術!
ムリがお願いでも、心理作戦を使って「分かった。ええよ。」と言わせる魔法のようなテクニックが3つあんねん。
大阪大学人間科学部でも教えている内容。
自分の気づかない間に悪用されんように知恵つけとこか。
YESと言わせるテクニック①フット・イン・ザ・ドア
本当の目的は家の中に入れてもらうことやけど、いきなり大きな要求は通らないから、まずは足先だけを入れてくれるようにお願いする方法。
人の心理として一度OKすると次もOKする場合が多く、最終的には家の中に入れてもらえる場合が多いんや。
フット・イン・ザ・ドアの実証実験で2パターンをしてみた。
A)突然ピンポンを押して「不用品はありませんか?お宅に入って調べさせてください。」と言った場合、OKした人は22%。
B)まず、電話をしてアンケートをお願いする。アンケートに答えてくれた人に「先日、電話した者です。不用品があるかお宅に入って調べさせてください。」と言った場合、OKした人は53%まで上がった。
実際には、デートに誘いたいんだけど、いきなりだと断られてしまうかもしれない。だから、まずは「教えてほしいんやけど、おすすめのお店知ってる?」って言って教えてもらってから、「ありがとう!お礼に今度一緒にいかない?」って誘うとOKもらいやすくなるで。
YESと言わせるテクニック②ドア・イン・ザ・フェイス
フット・イン・ザ・ドアは小さい要求から段階的に大きな要求をのませる方法けど、ドア・イン・ザ・フェイスはいきなり大きい要求を突きつける方法。
いきなり家の中に入ろうとすると、当然、家の主は拒否をする。
ところが、家の主は罪悪感が残るんや。そこに付け込んで「ちょっとだけでいいから開けてください」と言って開けてもらうってワケ。
ドア・イン・ザ・フェイスの実証実験も2パターンでしてみた。
A)突然、「非行少年を動物園に連れて行ってくれる?」と要求すると、OKした人は17%。
B)まず、「非行少年を2年間世話してほしい」と言って断られてから、次に「非行少年を動物園に連れて行ってほしい。」と要求すると、OKした人は50%まであがった。
実際には、値引き交渉で「半値にしてよ」と店員に言ってみて、「半値はちょっと…」と断られたあとに「じゃ、2割!」と要求を小さくすると、「分かりました」って通るケースがあるね。
YESと言わせるテクニック③ローボール・テクニック
フット・イン・ザ・ドアに似たテクニックなんやけど、低いボールで簡単に球を取らせておいて後で条件を変えるねん。
ローボール・テクニックの実証実験も高層アパートの最上階において2パターンで行われた。
A)いきなりドアベルを鳴らして「あなたの部屋にポスターを貼りたいんですが、1階にあるので取りに行ってくれますか?」とお願いし、OKしてくれた人は20%
B)ドアベルを鳴らして「あなたの部屋にポスターを貼らせてください。」とお願いして、OKをもらってから「ポスターは1階にあるので、取ってきてください。」とお願いし、OKしてくれた人は60%まであがった。
実際には、スマホの機種代金無料とうたっておきながら、途中解約するとスマホの機種代金を要求されるケースがある。
フット・イン・ザ・ドアは「一度願いを叶えてあげたから、もう一度。」
ドア・イン・ザ・フェイスは「何度も断ったら悪いな。」
ローボール・テクニックは「ちょっとの変更だったら、まいっか。」
という心理につけ込んでいるから要注意で!
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