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【東近江市】通常は非公開の近江商人屋敷「旧中江勝治郎邸」にて「にんげん雛絵巻まつり」が開催!

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

商家に伝わるひな人形めぐりにおける人気イベントである「にんげん雛絵巻まつり」が、2024年3月3日に旧中江勝治郎邸にて催されました。

普段、旧中江勝治郎邸は非公開となっており、その中をうかがい知ることはできません。にんげん雛絵巻まつりなどの地域の催しに際して特別に入場することができる、レアなスポットです。

イベント開始を前に、既に玄関前には大勢の来場者が列を作っていました。その傍には、近江商人博物館からお出かけ中の「てんちゃん」の姿も。

桃の節句らしさがある装いで、てんちゃんは小さなお子様と握手したり写真を撮ったりと、おもてなしに余念がありませんでした。

定刻となり、歴史を感じさせる家屋に足を踏み入れた観客の皆様は「うわぁ、梁がすごい」「雰囲気があるなぁ」など、思い思いに感嘆や感想を漏らしていました。
にんげん雛壇の前はすぐ来場者でぎゅうぎゅうとなり、人気の高さがうかがえました。

今年2024年で24回目の開催となるにんげん雛絵巻まつり。もともとは「綺麗で可愛いお雛様たちが動いてくれたらなぁ」という、素朴な願いから始まったものだと伝えられています。
実際、お雛様たちがゆっくりと歩いて入室し、一人また一人と並んでいく様。そして視線や表情が変化するという点は、にんげん雛ならではの良さであると思います。

太鼓や笛により雅楽が奏でられると、場にはとても趣き深い空気が満ちました。
にんげん雛を演じるのは東近江市レインボー大使や地元学生の方々、そしてイベントに応募した一般の方々です。中には県外、兵庫や神奈川などからもお越しになった参加者もおられました。

またこの日はぷらざ三方よしの駐車場にて「ちいさなひないちご」&「ちいさなはたらく乗り物展」も開催されていました。

「ちいさな」と題されているものの、会場とその周辺はたくさんの来場者で大賑わい。一帯の人口密度は、普段に比べて何倍にも高まっていました。

※特にイベントが催されていない、平日の三方よしの駐車場の様子
※特にイベントが催されていない、平日の三方よしの駐車場の様子

はたらく乗り物にもキッチンカーにも、そしていちごの販売ブースや射的のコーナーなどにも、それぞれに長い列が出来ていました。

大盛況であったにんげん雛絵巻まつりや、ちいさなひないちご&ちいさなはたらく乗り物展。

これらは3月3日のみの開催ですが「商家に伝わるひな人形めぐり」そのものは2024年3月17日まで続けられ、各所の会場でひな人形を観覧することができます。
まだまだイベント終了まで時間がありますので、地域のひな人形を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

【商家に伝わるひな人形めぐり】
開催地
滋賀県東近江市五個荘金堂地区など
入場料・入館料
各施設によります。無料の施設もございます。
開催期間
2024年2月10日~3月17日
電話番号
0748-29-3920
(※東近江市観光協会のもの)

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

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