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【神戸市中央区】南インドのママが作る本場のインド料理が食べられるインダスレイ

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南インドの料理を地元の味で提供してくれるのがインダスレイ。「南インドのママの味」の看板を見たことがある方も多いかもしれません。その南インドのママにどのようなレシピを提供しているのか聞きに行きました。

インダスレイの料理は南インドのさらに特定した地域の家庭料理だった

インダスレイ店主のヴィーナさん。
インダスレイ店主のヴィーナさん。

南インド料理と聞いてもあまりピンときませんがそれもそのはず、それは日本料理に例えて言えば西日本料理と大雑把なくくりで呼んでいるようなものに等しいからです。インダスレイで提供している料理を正確に言えば、店主のヴィーナさんの出身地のアンドラ プラデーシュ州の家庭料理です。

キッチンで作るカレーはヴィーナさんの故郷の味付け。
キッチンで作るカレーはヴィーナさんの故郷の味付け。

南インドでも各地で料理の特色は様々だそうで、その中でもさんのアンドラ プラデーシュ州ではスパイシーな味付けの料理が多いとのこと。スパイシーと言ってもそれはチリ系の辛さではなく、スパイスを使うのが主流だそう。南インド料理とはひとくくりではとても言い表せないことをまずは学びました。

元町の中で移転した新店舗

2022年10月に移転した新店舗。
2022年10月に移転した新店舗。

元町を歩いていて「南インドのママの味」の看板を見たことがある方も多いかもしれません。そのお店から2022年10月に新店舗に移転しています。新店舗は、旧店舗の前の通りを南に進み元町商店街を越えてひとつ目の角を右に入ったところ。旧店舗から徒歩5分もかからない場所にあります。

お店の中は二人掛けと一人用座席が用意されている。
お店の中は二人掛けと一人用座席が用意されている。

店内はオレンジを基調にした壁にアクセント色となるコバルトブルーのチェアーが並んでいます。旧店舗内が少し込み入った感じだったので以前より過ごしやすい店内になったかなと感じます。

彩り豊かな人気メニューのノンベジミールス

タンドリーチキンも加わったノンベジミールス。人気のディナーメニュー。
タンドリーチキンも加わったノンベジミールス。人気のディナーメニュー。

今回提供してもらったのがディナーメニューのノンベジミールス。いろんなレシピが少しずつ食べることができるプレートです。インダスレイでは野菜を使ったレシピが多い中、このプレートにはタンドリーチキンがついてきます。このプレートにチキンがつかない野菜レシピ中心のベジミールスもあります。

小皿がたくさんありますが、この中でいわゆるカレーっぽいと感じたものは実は一皿だけ。あとはそれぞれスープやサラダなどカレー以外のレシピです。このプレートで野菜を使ったインド料理をたくさん味わうことができます。デザートもついてこれ一皿で満腹間違いなしです。ノンベジミールスは2500円。

ランチでの人気メニュー。
ランチでの人気メニュー。

インダスレイはランチとディナーで営業時間が分かれていてそれぞれ提供しているメニューも変わります。ランチでの人気メニューは南インドランチミールスとドーサセットのふたつだそう。どちらも1500円。

また月に一回ほどクッキングレッスンを行っているとのこと。南インドのママから直接レシピを習うこともできるそうです。

チキンピクルス、日本の佃煮のような味でお酒の御供にも合いそう。
チキンピクルス、日本の佃煮のような味でお酒の御供にも合いそう。

最後に奥から出してくれたのが、チキンピクルス。これはチキンにスパイスを和えて2か月寝かせて作ったものだそう。試食してみて感じたのがチキンが今まで食べことがないコリコリとした食感だったこと。またとても濃厚な味付けで、地元ではこれをライスにまぶして食べるそうです。日本でいえば、海苔の佃煮だったりイカの塩辛のようなものに似てるとも思いました。こちらは500円で販売中。南インドの珍味も試してみてはいかがでしょうか。

ママの話しを聞けば聞くほど奥が深い南インドの料理、そして話しを聞くうちにインドのことをさらに知りたくなりました。

インダスレイ

  • 住所
  • 兵庫県神戸市中央区元町通4丁目1-4
  • 営業時間
  • ランチ(月~土) 11:00-16:30
  • ディナー(月~土)  17:00-21:30
  • 日曜日 11:00-15:00
  • 電話番号
  • 078 945 8284
  • アクセス
  • JR、阪神元町西口から徒歩約10分

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神戸大好きのBest Kobeは「大人の知的好奇心を満たす神戸の記事」をお届けするWebメディアです。 執筆者は著書も多数ある経験歴長いフォトライターが担当。歴史的文化遺産の保存を推進する兵庫県ヘリテージマネージャーの肩書も。神戸港開港以来の深い歴史や多彩な文化からなるトピックをハードルを下げツッコミどころもたまには入れてわかりやすくお伝えるように心掛けています。 さらにサブカルチャーやイベント、季節の出来事など神戸の街を歩いて見つけたニュースもお届けします。Best Kobeを通じて魅力的な神戸を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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