【荒川区】満員御礼が続くNPO法人千住すみだ川による南千住が舞台の芸術文化イベントをリポートします！

地域ニュースサイト号外NETライター（東京都荒川区）

10/25(金) 22:30

NPO法人千住すみだ川は毎年秋になると南千住を舞台に芸術文化イベントを開催しています。南千住には歴史的な寺社が多くあります。あるいは人気ライブハウスや学校などがコンサート会場になります。2024年は2つの講談、3つのクラシックコンサートが企画されました。そのうちすでに終了した4つのイベントは満員御礼でした。筆者は観客として、あるいはボランティアとして参加したイベントがあります。地元で質の高い芸術文化に触れられると大評判だったイベントをリポートします！

～「怪談・南千住寄席」～
日にち　2024年8月26日（月）
時間　開場18時30分　開演19時
場所　日慶寺多目的ホール

夏の終わりの夜のお寺というシチュエーションで行われた怪談。名刹日慶寺にて行われた南千住ぶらり下町芸術散歩「怪談・南千住寄席」。夏休み中だったで親子の参加者も多かったです。

落語家林家はな平さんが語る「牡丹灯籠」「お札はがし」に背筋が寒くなり、講談師宝井琴梅さんによる茶川龍之介作「蜘蛛の糸」に人間とはなんだろうかと考えさせられました。二人の巧みな語りに引きまれた時間でした。

～星空CONCERT～
日にち　2024年9月16日（月・祝）
場所　MJはうす
時間　1回目開場14時　開演14時30分～　対象：子ども～大人
　　　2回目開場16時　開演16時30分～　対象：大人

モンゴル料理とライブが楽しめるMJはうすで開催された「星空concert」では、筆者はボランティアとして参加しました。演奏前にはBREAKAWAY MATCHA JAPANのコールドブリュー抹茶と小菓子が提供され、地元でサロンコンサートのような優雅な雰囲気も好評でした。
こちらの写真はコンサート開始前の様子です。MJはうすのオーナーは、シンガーソングライターであるため音響設備も良いお店です。

星空の解説から始まり、皆がどこかで聞いたことがある親しみやすい選曲が大変良かったです。まるでプラネタリウムのようなロマンティックなコンサートでした。

MJはうすはモンゴル料理を提供しています。コンサートの後、そのまま、食事をする観客達もいました。筆者もボランティアとして片付けを手伝った後、モンゴル料理が盛り合わせられたミニプレートをいただきました。ホーショールという、小麦粉を練った生地でひき肉などを包み、油脂で揚げたミートパイのような料理のまわりにはボーズ、ツォイワン、サラダが盛られています。コンサートの余韻にひたりながら、美味しいものをいただくのは素敵ですね。

そして、11年目となる「南千住ぶらり下町音楽祭」が開催されました。「南千住ぶらり下町音楽祭」は南千住の寺社や街頭など、私達が行きやすい場所で実力派のプロ奏者による演奏を提供してきました。多くのファンがいるイベントです。2024年の「南千住ぶらり下町音楽祭」は地域最大の氏子地域をもつ素盞雄神社、そして荒川区立南千住第二中学校で開催されました。

～第11回南千住ぶらり下町音楽祭～
弦楽四重奏 Quartet
日時　2024年9月23日(月・祝)　15時30分開場・16時開演
会場　素盞雄神社参集殿
演奏者　
Violin 白井篤、Violin 嶋田慶子、Viola 村松龍、Violoncello 西山健一

地域最大の氏子を持つ素盞雄神社の参集殿で行われた弦楽四重奏。残念ながら筆者は行けませんでしたが、前評判が大変高いクラシックコンサートでした。人気のため、観覧席を増やしたそうです。和と洋の出会い。鳳凰輝く神輿の前で演奏されるクラシック音楽。NHK交響楽団に所属する4名の演奏は大変素晴らしかったそうです。ぜひ、来年も聴きたいという声が多く上がりました。