富士市五貫島の【道の駅富士 上り】からすぐ東側の「セブン-イレブン富士バイパス店」のある交差点を北に入ると、Puissance（ピュイサンス）という大人気のパン屋さんがあります。

instagram @puissance20211204

日によっては行列ができるほどの人気店！

12月に入ってシュトーレンを販売するパン屋さんやケーキ屋さんがたくさんありますが、ピュイサンスのシュトーレンはスパイスがふんだんに使われていて個性的だと言う噂を耳にして、急いで買いに行ってきました！

今年は第2弾、第3弾も発売決定

今年は売れ行きが良く、すでに第2弾が販売中。第3弾も決定しているそうです。

シュトーレンとは？

ドイツの伝統的なパンで、主にクリスマスの時期に食べられます。ドイツ人も、お店で購入したり家で何個も作ってご近所に配ったり。レシピも様々なようです。

生地にはレーズンやレモンピール、オレンジピール、スパイス、ナッツなどが練り込まれています。焼き上がった後に溶かしバターを染み込ませ、粉砂糖をたっぷりとかけてあります。ちょっと硬めなパウンドケーキというイメージ。

毎日少しずつ切り分けて、熟成されていく味の変化を楽しむ食べ物です。

ドイツ語でStollenと書き、「シュトレン」という発音が近いようで、日本ではシュトーレンまたはシュトレンとカタカナ表記されています。

Puissanceのシュトーレンはスパイス多め

実は私はシュトーレンが大好きで、過去20年以上、毎年食べ続けています。

パン屋さん、ケーキ屋さん、スーパー、コンビニなど購入先は様々ですが、やはり手間暇をかけて作られたシュトーレンは味が染みて美味しい！

ピュイサンスのシュトーレンは、多分これまで私が食べた中で1番スパイスを含んだ仕上がりでした。

おそらくホワイトペッパー、クローブ、カルダモンあたりが影響しているのだと思いますが、食べた後に胃の中がポカポカと温まるような感じがします。

ちょっと大人向けの味。

シュトーレンの食べ方

真ん中から切り分けて、中央から食べていきます。

私は面倒がないように一番最初に全部切れ目を入れてしまうのですが、中央に切れ目を入れて、乾燥しないように毎日少しずつ切り分ける人もいます。

こうやって熟成を楽しみながら1ヶ月かけて食べていくのが定番の食べ方なのですが…、美味しいので1ヶ月も持たないという人が多いんですよね（笑）

ラップで包んで袋に入れておきます。

常温で何週間も置いて基本的には問題ないのですが、日本は冬でも湿気があるので、廊下のような寒い場所か冷蔵庫に入れてしまうほうがいいかもしれません。

1個2,000円前後

シュトーレンは平均2千円前後のお店が多いようです。ただ、サイズが小さいため、初めて手に取る方はその価格に驚かれることも少なくありません。

しかし、中身を見れば納得できるはずです。ドライフルーツやナッツ、スパイス、バターがたっぷりと使われており、「この価格になるのも当然」と感じていただけるでしょう。

ぜひ、お気に入りのパン屋さんやケーキ屋さんで試してみてください。ヨーロッパのクリスマス気分を存分に味わえますよ！