【伊勢崎市】予約できたらラッキー？！「かがやきいちご園」の魅力に迫る！(4/30追記)

ほのすけ

地域ニュースサイト号外NETライター（伊勢崎市）

4/27(土) 12:30

2022年にオープンした、伊勢崎市香林町にある「かがやきいちご園」。オープン翌年の2023年に「群馬県いちご品評会金賞」、2024年には「食べチョクいちご博総合大賞」を受賞と、とても勢いのあるいちご園さんなんです！

ハウス前の直売所には、まさにかがやきのいちごたちが並びます。金色の受賞シールも輝いていますね！　2024年4月、ご主人にお話を伺ってきたのですが、話を聞けば聞くほど映画やドラマになりそうな人生で、すっかりファンになってしまいました！

息子さんの一番好きな食べ物がいちごということで、新鮮完熟のいちごを食べさせたいという想いからスタートしたいちご人生。息子さんが2歳の時にホームセンターで購入した10本の苗が、100本、200本と増え、今では約21,000本に！　ご家庭でいちご狩りを楽しむところから、大きないちご園をオープンさせてしまうとは、愛を感じますね。

ご実家が農家だったこともあり、午前中は修行先へ、午後は実家の仕事という日々を送り、コロナ禍を経て独立、オープンするまでには苦労があったそう。そんな中でもご家族、ご友人、前職のお仲間と、たくさんの人に恵まれ、ここまできたと仰っていましたが、ご主人の人柄の良さが人を呼び、こうして今があるのだなと感じました！

21,000本もの膨大な数のいちごは、コンピューターで一つひとつ徹底的に管理されているそうですよ。一般的に月に1回、週に1回できたら良いと言われる作業を毎日こなす努力家で、「ちょっと頑張る」を大切にしていると仰っていました。ちょっと他よりも接客をよくしよう、栽培をちょっと良くしよう、そんな「ちょっとの積み重ね」が今に繋がっているんですね！　従業員さんの雰囲気も良く、滞在中も常連のお客さんがお買い物に訪れていました。

さて少し話は変わり、このいちごちゃん、どこかで目にしたことあるような気がしませんか？　公式Instagramでも以前投稿があったのですが、改めてお話を伺ってびっくり！　なんと、ファミリーマートでお馴染み「たべる牧場ミルク」のパッケージデザインをされた、しばたまさんのデザインなんです！　というのも、実は前職がガリガリ君で有名な赤城乳業だったご主人。しばたまさんとはコンビニ担当時代に同じチームを組んでいた仲で、いちご園を開いたら絶対にパッケージを作ってもらいたいという想いが実現したそうです！

また、看板や化粧箱などのロゴになっている5つのいちごのデザインは、漫画家のホリプーさんがデザイン。ホリプーさんとは赤城乳業時代の同期だったというから、また驚きです！　仲間を想う優しさとこだわりが詰まっていますね。パッケージやデザイン、またマーケティングやSNSの使い方が上手いと感じていましたが、前職でのお話を聞いて納得でした！

キッチンカーでは、美味しいスムージーを販売しています。やよいひめが贅沢に40パーセントも入ったスムージーは、ミルクとソイを選ぶことができます。やはり人気はミルク！　でも実は、ソイの方が色も味も濃く感じられるのでおすすめということでいただいてみたところ、良い意味で豆乳感が全くなく、まろやか！　やよいひめの香りと味が口いっぱいに広がる、とても美味しいスムージーでした！

キッチンカーは今まで土日祝の営業でしたが、5月は平日も毎日営業予定だそうです！　前職でメインはアイス、サブでフラッペを担当されていた時の経験もあり、外食チェーンの完成された味にも負けない魅力が詰まっていました！

楽しみにしている方も多い、いちご狩りについても確認してきました。いちご博の総合大賞受賞の反響もあって、注文が30倍以上に跳ね上がったそうで、いちご狩り再開は5月からとのこと！　予約は4月29日(月)から、電話のみの受付となっています。来シーズン以降は体制を整えて、ネット予約も再開する予定と仰っていましたよ！（4/30追記:5月から再開を予定していたいちご狩りですが、苺の収穫量がガクッと落ちる端境期に入ってしまったため、今季中の再開は難しくなったそうです。ですが、店舗での直売・スムージーは5月もありとのことですので、ご安心を！）最新情報は公式Instagram等でご確認ください。