今回は周南市にあるお菓子屋さん「よしもと菓子店」さんのお話です。

「よしもと菓子店」は櫛ケ浜にある和洋菓子が買えるお店。昔からある通りで、古くからあるお店が数店残っています。

筆者も何度か利用させていただき、記事でご紹介したこともあるお店。

そんなお店について悲しくさみしいお知らせを聞いたのは2023年9月のことでした…。

それは「よしもと菓子店」が閉店された…ということ。

お店の前を通るとシャッターが閉まったまま。本当にもう営業されていないんですね。

昭和レトロな佇まいに感じるノスタルジー。

ショーケースに並ぶ素朴さを感じる和洋菓子。

砂糖がまぶされたドーナツ。

チョコがコーティングされたチョコまん。

昔ながらのクリームが入ったシュークリーム。

そのどれもが、どこか懐かしくて、子どもでも手が届きやすいお値段です。

普段の食料品や日常品ではなく、お菓子を買う時間ってちょっと特別ではないですか？

そんな時間を誰にでも手が届きやすいものにしてくれていたお店かもしれない…と思います。

きっと「よしもと菓子店」さんのお菓子で、甘くてやさしくて幸せな時間を過ごした方がたくさんいるはず…。

初めて行ってもなぜか懐かしくて、ほっとする昔ながらのお菓子屋さん。

この場所にあって当たり前で、これからもずっとあると思っていたお店。

いまだに通りかかったらシャッターが開いていて、またお菓子が並んでいるのでは…と考えてしまいます。

こういう雰囲気をまとったお店が無くなってしまうのは、本当にさみしい…。

「記事にしてもいいですか？」と聞いた時に、「宣伝して下さい。」と快く承諾して下さった事、思い出します。

今まで甘くて幸せな時間をありがとうございました…とお伝えしたいです。