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【八王子市】去年より賑やかになりそう! 駅近のお酉さまに行って福を呼び込み、ぜひ来年に期待したい!

八王子!地域ニュースサイト号外NETライター(八王子市)

天正18年(1590年)、八王子城落城後の新しい八王子の宿を整備するにあたって、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)を守護神として創建された市守神社。市守稲荷とも呼ばれ、商売繁盛の神として信仰されています。のちに天日鷲神(あまのひわしのみこと)も祀り、現在でも毎年11月の酉の日に商売繁盛を祈願する「お酉さま」が行われています。

皆さん楽しみにしている熊手を取り扱うお店屋さんも準備万端です。

来年は良い年になるように、心を込めて手作りされた美しい熊手を手に入れたいですね。

酉の市は江戸時代から盛んになり、来年の商売繁盛や開運招福を願うお祭りへと変化していくなかで、もともと市の一角で農具として売られていた熊手が、いつの間にか縁起物として担がれるようになりました。

指物と呼ばれるおかめ・鯛・千両箱・蕪・亀など縁起の良い物が詰まるように盛り付けられ、見るだけで景気が良く明るい気持ちになります。

今年の酉の市に用意された熊手も、細かいところまで趣向を凝らした、いつまでも見ていたい様な美しいデザインです。おかめさんの笑顔を見ているだけで幸せが訪れそう!

熊手は2〜3000円位の物から20万円くらいのものが主流だそうですが、小さい熊手や、柄のついていない置物タイプの熊手は1000円以下で手に入るかわいいものもあるとのことです。日本の文化を部屋に飾って運気まで良くなるなんて、うれしいじゃないですか!

玄関に向けて、高い位置に飾るのが良しとされていますが、絵画のように飾ったり小さなものならキーホルダーのように身近なものに付けるのも悪くありません。

自分の身の丈にあったものが一番良い熊手かもしれません。

市守神社の境内には昔ながらの屋台が並びます。お店をのぞきながら何を買うか迷うのも楽しい時間ですね。べったら漬けのお店や焼き栗屋さん、唐辛子屋さん、麩菓子屋さん、お面屋さんなど、境内では着々と準備が進められています。

熊手を購入する時にはお店の方に相談すると、良いものがお得に手に入るかもしれません。威勢の良い掛け声にびっくりするかもしれませんが、勇気を出して福を呼び込んでください。

熊手は、最初に言われた値段から駆け引きをして安くしてもらったら、値引き額をご祝儀としてお店の方に渡すのが、粋な取引だとか。

賑やかな酉の市を彩る熊手。縁起物の指物に込められた願いを授かりにお店を覗いてみてください。

酉の市で手に入れた熊手や美味しいものを手に、紅葉美しい八王子の秋の一日を満喫してください。八王子駅に向かう道や甲州街道沿いには屋台が去年より多く並ぶそうですよ。

酉の市は夜の9時までやっているそうですが、昼間の早い時間に三密を避けて訪れるのがおすすめです。肝心な市守神社へのお参りも忘れないでくださいね。当日は特別な御朱印も用意される予定だそうです。

【市守神社】
東京都八王子市横山町25−3
JR中央線 八王子駅北口から徒歩5分

地域ニュースサイト号外NETライター(八王子市)

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