すっかり日が落ちるのが早くなってきましたね。この時期の花火大会は、開始時間が早くなったり、打上時間が短くなったりするので、終了後の時間に余裕があることが多いです。昼間も気候が良く出かけやすい時期なので、お祭りなどとあわせて一日楽しむのもいいですよ。

10月19日（土）・20日（日）に各地で開催される花火大会7選をご紹介します。

※掲載情報は記事執筆時点のものです。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

10月19日（土）

ちくせい花火大会（茨城）

秋になっても、茨城県では毎週のように大規模な花火大会が開催されています。2020年の初開催以来（この時は無観客）着実に開催を重ねてきた、茨城県筑西市の「ちくせい花火大会」も20000発以上を打ち上げる花火大会です。道の駅グランテラス筑西周辺を主な観覧会場に、茨城が誇る山﨑煙火製造所、森煙火工場、野村花火工業の3社のプログラムを楽しめます。2024年は、各社のスターマインはもちろん、「珠玉の銘華 祝砲20連発！」と銘打った各社の尺玉の競演、『アイドルマスター』とのコラボなど盛りだくさん！

浦安市花火大会（千葉）

浦安市の海沿い、浦安市総合公園で開催される花火大会。海上にて約6600発を打ち上げ、花火と音楽のコラボが楽しめます。浦安市総合公園、高洲海浜公園が観覧会場となっていますが、記事執筆時点で購入可能なのは護岸特別席のみなので、お早目にご検討を！　遅くまで交通機関が動いている都市部の良さで、花火後に慌てて帰らなくてもゆっくり食事などを楽しめるも嬉しいですね。

ふじさわ江の島花火大会（神奈川）

観光スポットとしても人気の江の島を背景に、片瀬海岸西浜で開催される「ふじさわ江の島花火大会」。打上時間約30分、打上発数約1800発と、規模の大きい花火大会ではありませんが、斜め打ちも含む特大スターマインや、単発花火を楽しむ「名花の競演」など、6つのシーンで構成された花火で魅せます。花火の打ち上げを長野の人気煙火店・伊那火工堀内煙火店が担当するのも見どころ。

熱海海上花火大会（静岡）

熱海で恒例となっている花火大会が、10月19日にも開催されます！　約20分と短いながらも、地元静岡の花火業者イケブンによる華やかなデジタルスターマインや大空中ナイアガラなど、見ごたえのある花火が楽しめます。

なお、終了後のJR熱海駅周辺は毎回混雑しますが、土曜日ということでより混雑する可能性があるので、ご注意ください。

やつしろ全国花火競技大会（熊本）

熊本県八代市で開催される、西日本で有数の大規模花火大会かつ希少な花火競技大会です。北は秋田から南は鹿児島まで、全国の煙火店が参加しています。九州の人にとっては東日本の煙火店の作品がたくん見られ、九州以外の人には普段あまり見られない九州の煙火店の作品がたくさん見られる貴重な機会。また2024年は、「八代亜紀さんありがとう」とタイトルに冠し、哀悼の意と感謝を込めた花火を打ち上げる予定です。

10月20日（日）

秋のだいご美（茨城）

この秋、茨城県大子町では「秋のだいご美～2024花火～」として、10月5日・10月20日・10月26日・11月3日・11月9日・11月17日・11月30日に花火を打ち上げます。打上時間は約5分間と、花火大会と呼ぶには短いですが、町内の様々な場所で、日によっては2カ所で打上を行います。

10月20日は日中に「奥久慈大子まつり」が行われ、様々なイベントを開催しているので、昼間から観光がてら訪問するのがおすすめ。また、同じ大子町にある、日本三名瀑の１つ「袋田の滝」では、この時期「大子来人」としてライトアップを実施しています。公共交通機関での移動は本数が少ないこともあり厳しいですが、10月・11月は20時まで実施しているので、車なら花火の後に向かっても見ることができそう。

三崎・城ヶ島花火大会（神奈川）

神奈川県の三浦半島の南端に位置する三崎港周辺で開催される花火大会。以前は夏の開催でしたが、2022年より秋の開催に変更されました。約20分間に、スターマインなど約1200発の打ち上げが予定されています。2024年は三崎港町まつりと同時開催。日中はマグロに代表される三崎のグルメを楽しんで、夜はのんびり花火を満喫と、丸一日三崎観光をするのもいいですね。

この週末のうち、10月19日（土）は全国的に雨や曇りの予報が出ているところが多いです。天気予報や開催情報に注意のうえ、雨具などを持参するのを忘れないようにしてください。レインコートやカッパ、タオル、荷物を入れるビニール袋は必須です！