寝屋川市は、令和3年5月3日に市制施行70周年を迎えました。寝屋川市誕生から70年を迎える感謝と喜びを共に分かち合い、寝屋川市への誇りと愛着を育むため、今年度様々な取り組みをしてきましたが、令和4年1月8日市制施行70周年記念式典が寝屋川市民会館大ホールにて開催されました。

寝屋川市では、新型コロナウイルス感染症による影響で、70周年事業の規模等を縮小、延期等せざるを得ない状況の中ではありましたが、創意工夫を凝らした様々な取組を実施し、市制施行70周年を祝い、盛り上げてきました。

ここで寝屋川市の市域の変遷について辿ってみましょう。

明治22年 町村制が施行され、現在の寝屋川市域に茨田郡九個荘村・友呂岐村、讃良郡豊野村・寝屋川村、交野郡水本村が成立しました。

明治29年 各郡が北河内郡となります。

昭和18年 九個荘町・友呂岐村・豊野村・寝屋川村が合併し、寝屋川町となりました。

昭和26年 市制が施行され、寝屋川市が誕生しました。

昭和36年 水本村と合併しました。

昭和41年 一部が大東市に編入し、現在の寝屋川市域となりました。

そして令和3年5月に、昭和26年の市制施行から70周年を迎えました。

令和4年1月8日、市制施行70周年を祝するとともに、市政運営に協力いただいている関係者に感謝の意を表するため、「市制施行70周年記念式典」を開催しました。

広瀬けいすけ市長のTwitterによると、人数を制限し、医療現場でも用いられる規格に適合したマスクを配布するなど感染対策をとって行われました。
保育園や配食事業者など、コロナ禍でご協力いただいている皆さんが特別表彰されたそうです。

寝屋川市では、市の先進的な取組や暮らしやすさを市内外に発信し、住みたい・住み続けたいと感じる訴求力をより高めていくため、市の強みや魅力を掲載したガイドブックを発行しています。

また、これまでの先人たちの業績に感謝し、これからの更なる発展につなげていくため、市の歴史などを掲載した広報特別号を発行するとともに、記念DVDを制作し、全世帯に配布することも決まっています。
また、市内の消費拡大と商店街等の活性化を図るため、市商業団体連合会によるプレミアム付商品券の発行、寝屋川ギフト事業など、積極的な取組をしています。

その他、「寝屋川文化芸術祭」などの各種イベントを周年記念事業に位置付け、趣向を凝らした取組を実施してきました。

令和4年1月10日には、「第68回寝屋川市成人式」も開催されました。
「市制施行70周年記念式典」と同じく、感染拡大防止のため、国際基準化規格制定機関の規格に適合した、医療現場でも使用されているマスク（規格：ASTM F2100-11 レベル2）を急遽確保し、成人式会場受付で参加者に配布し、二部に分けて開催されました。
コロナ禍ではありますが、感染防止対策を万全にした上での記念すべき式典の開催をお祝い申し上げます。