【東大阪市】黄金色に輝く山と白く光る大阪平野。夕方の登山は非日常の感動を与えてくれます。
さて今回は、思い切って夕方に生駒山を登ってみたいと思います。日が長い季節だからこそ見ることができる景色があるのではないかと思い、チャレンジしてみました。夕方の生駒山の風景をお届けいたします。
今回登るのは「摂河泉展望コース」です。現在は夕方の16時。少しずつ日が傾いてきているのでしょうが、この季節はまだまだ夕方の雰囲気がなく明るいですね。現在は「ぬかた園地」であじさい祭りが開催されており、たくさんのアジサイを見ることができます。
「ぬかたアジサイ園」の一番高いところまで登って、北口から「あじさい園」をぬけます。今回は、「石の休憩広場」まで行ってみたいと思います。
「あじさい園」ぬけて少し進むと「石の休憩広場」につきます。この辺りは、たくさんの岩が見られ、石切の雰囲気を感じることができます。生駒山は昔、岩の産地であり、大阪城などの築城に使用されたそうです。
「石の休憩広場」からは大阪平野を一望できます。ここからの眺めは少し霧がかった眺めが印象的なのですが、夕方になると白く輝いているような雰囲気になり、遠くまで見渡すことができました。
さて、時刻は18時を過ぎました。「摂河泉展望コース」を下山したいと思います。このハイキングコースはその名の通り、眺めが良い場所がたくさんあります。日が傾いてくると、下山途中生駒山が黄金色に輝いているのが印象的でした。さらに、下山してくるにつれ、白く光っていた大阪平野も少しずつ赤みが見られ、景色が最高でした。「日の沈む場所」として象徴される大阪平野を感じることができますよ。
この時間の登山は、日が長い季節だからこそできる楽しみです。これからは少しずつ昼が短くなるので、是非一度本格的な夏が来る前に楽しんでみてください。
ぬかた園地
【住所】東大阪市山手町2030−6
【アクセス】近鉄奈良線「額田駅」から「摂河泉展望コース」へ入り、生駒山頂方面へ徒歩45分程度。