必見案件!とにかくスゴイ「国立うちわ市」地元ゆかりのアーティストが勢揃いで10回目の開催!【国立市】
昭和レトロなおうちギャラリー「ギャラリービブリオ」は、国立駅南口から徒歩3分。富士見通りの西友の向かい側、タリーズと王将の間の道を進むとすぐ左手に現れます。
玄関で靴を脱ぎ、部屋に上がると畳のギャラリーが現れます。彫刻を施した欄間なんて、今どきはもうなかなか一般の住宅では見られなくなりましたね。そんな昭和な気分を思い出す感情に浸る暇もなく、地元ゆかりのアーティストさんによる「うちわ」の競演に圧倒されます。
「うちわ市」というだけあって、販売もされています。国立にゆかりのアーティスト20人による70点のうちわ作品。この素晴らしい「うちわ画」が5000円で手に入るというだけあって、初日は作家さんのファンの方々で賑わうので予約制でした。
正直なところ、うちわに描くにはもったいないのでは?と思う作品も多数あるのですが、作家さんたちが工夫を凝らして楽しみながら描いている様子が想像できます。
いや、これはもう、うちわというよりアート作品ですよね?
今や時の人!二刀流のあの方から閃いた、という作品も。
そして、表面だけでなく、うちわの裏面もお楽しみです。フォークシンガー中川五郎さんの作品は、ご自身の曲をモチーフに作品に仕上げています。裏面には楽譜が描かれている驚き!
そして、ギャラリービブリオのオーナー十松さんの作品解説がまた楽し。本当に楽しそうに嬉しそうにひとつひとつの作品を愛おしく解説してくださいます。もしかして、十松さんが描きました?と思うほどの惚れ込みようです。おひとりおひとりの作家さんたちにお声掛けして、実現して今年で10回目の開催。作家のみなさんも楽しんで参加していることが、作品を見るとわかります。これほど地域にゆかりの作家さんたちに信頼されているギャラリーオーナーさんはいないのではないか、とさえ思えます。
「くにたちボジョレーヌーボー」のラベルなど、地元の商品でも活躍されている五味健吾さんの作品は、「う」「ち」「わ」の3文字をモチーフにした3部作。わかりますか? 見れば見るほど面白いですよねー。このうちわを眺めながら、冷酒を一杯いただくと美味しいだろうなぁ。なんて想像してしまいました。
人気の銭湯絵師 丸山清人先生の作品は、裏面もキュートです!表の作品は、ぜひ実物をご覧ください。
こんなにすごいアーティストさんがそろっている街ってことに驚きです! ご紹介したのはごくごく一部の作家さんの作品です。ぜひ、実物を鑑賞してくださいね。とにかくスゴイ「うちわ市」なんです!今年の夏の必見案件ですよ!
第10回 国立うちわ市
会期:2023年6月13日(木)~6月27日(火)
時間:11時~19時(最終日は18時まで)
定休:水曜(6月21日)
入場:無料
会場:ギャラリービブリオ
住所:国立市中1-10-38
TEL:042-511-4368