「しまった、この桃まだ熟してない」を解決！　イオンの宅配グリーンビーンズのフルーツがすごい

イオンマニア・トップバリュマニア（八木ななみ）

7/26(金) 14:23

「せっかく購入したフルーツが、まだちょっと熟していなかった」なんていう経験はありますか？　イオンの新宅配サービス「Green Beans（グリーンビーンズ）」には、旬の果物を美味しさのベストな状態で届ける「食べごろ＋（たべごろぷらす）」という商品があります。

7月某日に行われたグリーンビーンズの社内試食会におじゃまし、試食させていただきました。

桃を食べごろの状態でお届け、あまーい！

この日の試食会に並んでいたのは、「［食べごろ+］山梨県産笛吹地区保坂さんたちの果肉しっかり（かため）もも大玉」（1,078円・税込）です。

「食べごろ」というだけあって、とても熟しています。見た目の通り、あまーくてとってもとっても美味しいです！　種周りまで柔らかくて甘いんですよ。

桃は傷みやすい性質を持っているため、熟成される２〜３日前に収穫するのがセオリー。収穫してから、追熟させます。

しかしこの桃は樹の上で熟してから、収穫しています。理由は樹の上でないと桃の糖度をあげられないからです。

とはいってもこの方法で収穫すると、通常の桃よりもデリケートな状態に。徹底的な温度管理や、できるだけ人の手に触れずに運ぶ必要もでてきます。産地から鮮度を保ったままお届けまで流通ができるグリーンビーンズだからこそ、取り扱いができるのでしょう。

ところで「食べごろ」の基準はどのように決めているのでしょうか。社内試食会では参加者に「食べごろだと感じたか」という旨のアンケートをとっていました。

「熟度を見極めるセンサーを導入していますが、結局のところ、食べた人がどう感じるかが非常に大事です。そのため社内試食会で、アンケートを実施し、『食べごろ＋』にふさわしい食味を決めています」と、担当者は語ります。

1ヶ月前に行われた試食会では、「食べごろ+」のキウイが登場。成熟度が隠された５つのキウイが並べられていました。

参加者は試食後に「食べごろといえるか」を評価します。未成熟だけでなく、熟れすぎていないか、も同時にチェックしているようでした。

「食べごろ+」には、他にもアボカドや季節のフルーツがあります。

筆者は試食会に参加して気づきました。みんな熟した果物が好きだけど、そのなかでも柔らかめが好きな人と、硬めが好きな人に分かれることに！　しかし、そんなニーズも、すでにグリーンビーンズさんは把握済みでした。

桃の発売後に同社のHPを確認してみると、同じ桃なのに2種類の桃が販売されていました。

ややマニアックとも言えそうな違いです。しかし「美味しいことはもちろん、できるだけ食べる人の好みの状態で届けたい」という同社の想いを私は強く感じました。

「食べごろ+」の桃は８月上旬くらいまでの販売のため、気になる方はお早めに！　対してキウイは通年販売予定で、今後はシーズンによって梨やぶどうなども取り扱いがあるそうです。ぜひチェックしてみてくださいね。