《野毛で逢いましょう》老舗がリニューアルオープン! 韓国料理とお好み焼きをご一緒に!【横浜市中区】
ン街の灯りが とても綺麗ね 野毛♫
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
今日はハマっ子の聖地・野毛にやって来ました。
野毛は横浜の中でも、眠らないとされている飲ん兵衛の聖地。
下町感も満載で海外からの観光客もわざわざ飲みに訪れるなど、内外から人気を集める街でもあります。
もちろん、みうけんにとっても野毛は聖地。
そんな野毛の路地にある、「まんぷく」さんへお邪魔しました。
この「まんぷく」さん、実はみうけんは20年ほど前によく通ったお店でした。
いつしか閉店してしまったと思ったら、リニューアルオープンされたとの事でさっそく暖簾をくぐった次第です。
なつかしい店内は、昔のままだったと思います。
20年の間に色々変わったかも知れませんが、この落ち着く雰囲気は当時のまま。
この「まんぷく」さん、大きくジャンル分けして韓国料理・お好み焼き・もんじゃ焼きがお得意な様子。
壁にズラリと貼られたメニューが、あまりに驚異的な品数ですよね。
見やすくまとめたメニュー表もありました。
どれもリーズナブルで、もんじゃもお好み焼きも種類が豊富。
お酒の種類もしっかり揃っています。
横浜といったらビールはキリン! と感じるほどキリン率が高い横浜の街において、あえてのアサヒというラインナップも潔いです。
コクが勝負のキリンより、ノドごし勝負のアサヒの方がお好み焼きや鉄板焼きに相性が良いかもしれませんね。
「生キウイサワー」(500円)
「生レモンサワー」もありますが、キウイは珍しいのでキウイをチョイス。
ギュイギュイと絞って混ぜると、濃厚かつ爽やかなキウイな甘味とプチプチ食感が楽しい一杯ですねぇ。
「肩ロースサムギョプサル」(ハーフ)
フルであれば4枚で1650円ですが、今回はハーフです。
サムギョプサルは三枚肉という意味で、本来はバラ肉なのですが「まんぷく」さんでは肩ロースを使用。
韓国では肩ロースも人気で、モクサルというメニューとして確率され、専門店もたくさんあります。
きちんとレタス、エゴマの葉、キムチ、にんにくなどが付いてくるのが韓国らしい。
サッサッと炙るだけで火が通るので、スピード感のあるメニュー。
一緒にキムチとニンニクも焼いてくださいね! とスタッフさんがおっしゃっていました。
そういや、韓国にいたころ、こうやって一緒に焼いて食べたなぁ。
キムチとニンニクの焼ける香りは、まさに我が青春の香りです。
コンガリ焼けたらお野菜に巻いて、ガブリといただく!
うーむ、焼けた豚肉とシャキシャキな野菜はもちろん、焼いたキムチとニンニクの美味しさが抜きん出ていますね。
自宅でサムギョプサルをやる時は、お口に入らないくらい欲張って巻いてしまって、口も手もベタベタにするみうけんですが、やはり外ではスマートに食べたいもの。
この、サクッとお口に入るサイズ感が実に食べやすいです。
特筆すべきはエゴマの葉と、焼いたお肉の相性ですね。
みうけんはエゴマが好きすぎて、自宅で栽培しているくらいのエゴマ好きなのですが、焼いたお肉とエゴマの相性は本当に良いなと思います。
さらに、ネギのピリ辛ナムルがシャッキリ。
どうしてもオイリーになるお肉をサッパリと食べさせてくれますねぇ。
「青唐辛子もんじゃ」(850円)
せっかくなので、もんじゃも頂きました。
もんじゃは月島で食べた以来だったか・・・なかなかお目にかかれないので、テンションが上がりますねぇ。
さっそく混ぜ混ぜして、文字を描きつつ焼いてみます。
一説には、「文字焼き」が訛ったのが「もんじゃ」だとか。
青唐辛子は、最初から混ぜ込まれている・・・のかと思いきや、別皿にペースト状のものが入って来たのが素晴らしいですよね。
スタッフさんに聞くと、最初から混ぜても、食べる直前にヘラで入れても良いそうです。個人の好みに合わせて量が調整できるのは、実に素晴らしい。
焦げ目が香ばしいもんじゃに、青唐辛子の涼しげで爽やかな辛さが加わって、これは逸品。
味付けもしっかりしているので、ガンガンお酒が進んでしまいます。思わずドリンクお代わりです。
「チュクミポックン」(1000円)
「チュクミ」は韓国語でイイダコ、「ポックム」は「炒めた」という意味です。
イイダコの炒め物という事で、韓国では昔から人気のおつまみです。
韓国のポハンという漁師町で食べたチュクミは真っ赤で辛かったのですが、こちら「まんぷく」さんのチュクミはピリ辛程度なので食べやすいですねぇ。
チュクミのプリッとした身にココロ踊ります。
もうすでに天に召されているのに、なんだか両手を上げて「ウェーイ」しているようで、楽しそうなパリピスタイルのチュクミさん。
さっそく豪快に炒めました。やはり、この時は火加減は強めがオススメです。
ジュージュー焼けるチュクミの香り、華麗に炒められていく野菜の香り。そこにウマ辛なタレの風味が加わって、まさに山海のごちそう。
チュクミはプリッとした食感で、中はタコの旨味がギュッと詰まっています。
頭と足を別々に食べて、食感の食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。
この「まんぷく」さんのお料理は、総じてお野菜がしっかり摂れるのも嬉しいですよね。
タコの出汁と旨辛なタレをしっかりまとったお野菜は、素材本来の甘味も加わってついついお箸が止まらなくなります。
「グラスマッコリ」(500円)
グラスといいつつ、アルミのお椀。韓国ではお花見の時に、これ持って行きました。もう、このお椀を持つだけでテンションが上がって仕方ないです。
マッコリは今さら論じるまでもない美味しさですが、しっかり冷やしてあるのもポイント。
「牛すじネギ天」(1150円)
ここまで色々頂きましたが、お好み焼きもオススメとの事で頂いてみました。
「牛すじネギ天」とは、韓国から一気に大阪に飛んだ気分ですね。
しっかり混ぜて、豪快に焼いてからヘラで「くるんっ」と返しました。
こちら「まんぷく」さんのお好み焼きは、お野菜たっぷりでふんわり軟らか。
不器用なもので、ひっくり返す時に少し崩れてしまいましたが、お味は美味しいです。
ソースをたっぷり塗って、マヨビームして、カツブシ乗せて青のりふってふって、うわ〜っ、美味しそう!
ほっくほく、ふっわふわ、あっつあつで、このお好み焼きは大当たりです。
所々に感じる牛スジはプリッと食感が良く、噛めば噛むほど旨味が炸裂。
お野菜もふんわりで、しっかり入った青ネギの風味もものすごく良いです。
これからの寒い冬、アツアツの鉄板を囲んで仲間内でワイワイ言いながらお好み焼きをつつくのもシアワセな光景ですよね。
◆◇◆後記◆◇◆
野毛で30年続いた老舗、「まんぷく」さん。
突然の閉店は野毛の街に激震となって伝わりましたが、心機一転のリニューアルオープンにココロ踊った方も多いのではないでしょうか。
下町の風情もたっぷりで実に落ち着く空間でありながら、スタッフさんも常に笑顔で楽しそうにされており、賑やかな「まんぷく」さん。
野毛の中心から少し離れて都橋に近くなる場所なので、まだ知る人ぞ知るといった感じですが、これからどんどん発展していって人気店に返り咲く日も夢ではないでしょう。
心機一転、新しい店長さんとスタッフさんの笑顔に支えられ、今日も野毛の路地に灯りをともす、それが野毛の新「まんぷく」さんなのです。
お試しを!
まんぷく (Rettyページ)
045-315-7389
横浜市中区野毛町1-5 港興産ビル1号館
営業時間
月〜金曜 17:00〜翌2:00(ラストオーダー 1:15)
土・日・祝 15:00〜翌2:00(ラストオーダー 1:15)
定休日 木曜日
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て撮影・掲載させていただいております。