【ランニングフォーム改善】パーソナルトレーニングやコンディショニングケアで!
|走り方って習うもの?
走るのは誰でも出来る?歩くことも同じですが、腕の振り方や踵から着地して歩くなど、切り取って覚えると、同じようで違う動きなってしまいます。今は様々なメディアでランニングフォームについて紹介されていますが、やはり客観的な目線が必要。でも自分で動画を取って修正を行おうとしても何処を直せばよいか分からないもの、ランニングフォーム改善の為に専門家は、どのように指導するのか?紹介したいと思います。
|参加者の走りをチェック!
どんなスポーツの指導にも言えますが、今までの運動経験の有無でゼロから指導するのか?ある程度、先に進んで指導するか異なります。そこで参加者のランニングフォームを確認してからスタート。
・姿勢;体幹のコントロールの有無
・移動動作;歩く、跳ねる、走る(登りや下り)
・動的柔軟性;肩甲骨や股関節
など
動作を確認して、何処から修正をするとランニングフォーム改善が早いかを見極め、それぞれのポイントを指導します。
|コツを掴ませる!
繰り返し走り方を修正するには、成功体験が大事です。出来ないことを繰り返し行うのは、上達の妨げに繋がります。逆に参加者がコツを掴んだと確証があれば、それを身体に覚え込ませ繰り返し行うと上達が早いでしょう。従って週1回のランニングよりも2~3回の習慣も重要になるので、ランニングフォームと同時にトレーニングメニューも提供しています。そして走るだけでなく準備が必要です。
主な準備
・ウォーミングアップ(有酸素運動);身体を暖めるためのウォーキングやジョギング
・ダイナミックストレッチ;股関節、肩甲骨など関節を中心に動かす
・ランニングドリル;ランニングフォーム習得・改善など
|意識した修正動作を無意識化する
ランニングフォームを指導しても、身体は永久に同じ動作を繰り返すことは出来ません。先ずは意識して行った動作を無意識に出来ることが大事です。しかし、出来たとしてもウォーミングアップをしなければ、その動作は活かせません。野球のピッチャーが行き成り全力で投げないのと一緒で、走る前に良いランニングフォームを作るためには、ウォーミングアップやランニングドリルで身体に思い出させた上で、実際のランニングメニュー(距離やスピード)を実施します。より無意識にスムーズに力が加えられたり、怪我の予防として、ウエイトトレーニングが必要不可欠になるので、トレーニング方法を学びましょう。
|走った身体は常にメンテンス!
走り終わったら、即シャワーでなくストレッチをして疲労を取り除く必要があります。その方法は、専門家の指導で正しいストレッチ方法を学びましょう。
更に身体全体のケアも、入浴や筋膜リリース、低周波治療機器などセルフケアが必要です。しかしどのようなケアが必要なのか?痛みなどの違和感はないのか?こちらの専門家は、国家資格者である「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸師」などに見てもらうことが安心です。完全に痛みがある場合は、医師の指導を受けましょう。
走り方を学ぶにあたっては、専門家の指導を受ければ、ランニングフォームだけでなく、ランニングシューズのタイプなど、細かな相談も可能であり、身体のメンテナンスについても専門家の施術を受ける方が近道です。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野