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【札幌市中央区】いつでも第2チカホになれそうな、西2丁目地下歩道を歩く。その1

ゆべーる地域クリエイター(札幌市)

2014年頃には話題にもなった、東豊線の上に存在するスペースを活用して、大通から札駅エリアに地下歩道を建設するという話、どうなったのかな?と思いまして、現在どの位地下歩道が伸びて、逆に地下歩道がない距離はどのくらいなのか、偵察して来ました。

まずは「オーロラ広場」付近から。

今回は「オーロラ広場」から、北向きに探検を進めてみたいと思います。実は東豊線の上のスペースは、南側にもかなり伸びているのですが、それはまた改めて歩いてみたいと思います。

このオーロラ広場はずっと昔からあり、市役所本庁舎に向かうエスカレーターを利用するために多くの歩行者が時間帯によっては行き交う場所ですね。

市役所に向かう階段とエスカレーターは、この出口から。と言っても本庁舎ビルの脇に出てしまうので、雨の日には本庁舎までダッシュした記憶がある方も多いのではないでしょうか?

2018年に、北にちょっと伸びた。

2018年、札幌文化芸術劇場hitaruを含む「さっぽろ創世スクエア」にアクセスする形で、このオーロラスクエアの先のスペースに地下歩道は延伸しました。先に進みましょう。

東豊線は、ご存知の通り南北線、東西線より地下深いところを走っていますので、そのせいかこの西2丁目地下歩道もアップダウンがあります。それゆえいつか全線?開通したとしても現在のチカホのような平坦な道にはならない可能性もありますね。それでも、もし繋がったならば第2チカホと呼んでみたいのです。

いったんエスカレーターで下がると、さっぽろ創世スクエアの地下部分をまっすぐ北に向けて歩きます。

そして現時点での終点がこちら。エスカレーターで1フロア上がると駐輪場とアクセスし、2フロア上がると地上です。

行き止まりにあるスタッフオンリーの扉。防災センターとのことですが、きっとこの先にもスペースが広がっているのでしょうね。ワクワクします。

北1条と北2条の間から地上へ出る。

北1条と北2条の間、少し北1条寄りから、いったん地上に出ます。

地上に出て、そのまま西2丁目通りを北上し、ニューオータニイン札幌の横を通過します。

そして北3条と北4条の少し北4条寄りに、もう最初の地下鉄東豊線さっぽろ駅の入り口が!地下鉄さっぽろ駅の22番出口です。

ということで、地上を歩いた部分(=地下通路のない区間)はおおよそ300メートル弱!意外と短いです。

また、地下に潜ります。

出口22番から降ります。

東豊線のさっぽろ駅構内の片隅に入りましたが、意外と静か。

この扉は南向きに撮影しました。この扉を開けて300m南下すると、きっと先ほどのhitaru地下の「防災センター」の扉の裏に行き着くはず。それはいつか開放されるのでしょうか?

出口22番と21番の間の地下歩道です。

出口22番から東豊線さっぽろ駅の南側の改札スペースまでは、おおよそ70mです。(JR札幌駅に近い北側の改札スペースまでは、おおよそ200m)。

というわけで、今回は現在のチカホ(=南北線の上)からおおよそ300m弱東にある東豊線の上を、地下歩道と地上を使って歩いてみました。しかし現在地下歩道がない区間でも東豊線の上にはスペースがあるので、新幹線が開通する頃にはそこも整備されて、第2チカホ的な歩道になってくれるのではないかなと期待します。

東豊線さっぽろ駅より北の西2丁目地下の歩道「東豊線地下通路」は、結構伸びている。

この東豊線さっぽろ駅から更に北には、東豊線さっぽろ駅の地下通路として、北8条西1丁目の再開発地域に向けて地下歩道が延伸する事が決まり、現時点でもかなりの部分が出来つつあります。オーロラタウンの南から伸びている部分と共に、また歩いてみたいと思います。

地下鉄大通駅

構内図は、こちら

地下鉄さっぽろ駅

構内図は、こちら

東豊線地下通路延伸については、こちらをどうぞ。

地域クリエイター(札幌市)

通訳案内士(全国&札幌)、そしてライターや日本遺産炭鉄港、日本遺産候補小樽、サッポロコンシェルジュのガイドとして、いつも札幌市内の出来事やおすすめ情報を探しに歩いてます。最近、少し鉄気味。交通ネタや都市インフラに興味が行きつつあります。サイダー(シードル)大好き。ホルン(フランス式ピストン)とテナーホーン吹き。

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