【東京都北区】醸造試験所跡地公園のケヤキの葉が紅葉していました。
朝晩冷え込むようになり、区内各所の樹々が紅葉や黄葉を始めています。
JR京浜東北線の王子駅から徒歩約7分、醸造試験所跡地公園のケヤキの樹の葉も、かなり紅くなっていました(撮影2024年11月24日)。
近づいて撮ったのが下の写真です。こうして見ると、まだ緑の葉も残っているのがわかりました。
公園の南側には赤煉瓦酒造工場(旧醸造試験所第一工場)の歴史ある建物が隣接しています。
この建物は、国による醸造技術の研究・発展を目指し、1904年(明治37年)5月に創設された大蔵省醸造試験所の清酒醸造試験工場として設立されました。
醸造試験所跡地公園には、すべり台などの遊具はありませんが、広々とした気持ちの良い草原があります。子どもたちが自由に走り回ったり、季節になると蝶やトンボ採りを楽しんだりしています。
写真の草原は、現在では芝生も植えられ綺麗に整備されていますが、今から20年以上前は土がむき出しになった原っぱでした。何かの建造物の名残だったのでしょうか、ベンチくらいの大きさのコンクリートの塊が原っぱの真ん中あたりにいくつかあり、それが子どもたちの遊具代わりになっていました。
醸造試験所跡地公園のケヤキ、これからさらに紅葉が深まりそうです。お近くに立ち寄った際にはどうぞご注目ください。
【スポット情報】
◆醸造試験所跡地公園
東京都北区滝野川2丁目6−30