【富山市】年1食べたくなる元祖ブラックラーメン「大喜」大島店!食べると家族の懐かしい思い出が蘇るお店
今年も年越しそばは食べずに、妹と年越しラーメンに行ってきました。私は、ラーメンの蒸気で咽せてしまうので年に数回ほどしかラーメン店に行きません。その数回のラーメンに選ぶのは、いつも老舗のラーメン屋です。その理由は、懐かしい家族の風景を思い出せるから。小さい頃に食べたラーメンの味は今でもしっかりと覚えていて、食べると懐かしい気持ちになります。父も母も早くに亡くしている私は、こうやって妹と懐かしいお店を巡り、思い出話をするのが父と母の供養にもなると思っています。今回は、そんな思い出のラーメン店「大喜」大島店をご紹介します。
31日に年越しラーメンを!と考える人も多く、13時30分過ぎでも行列でした。雨の降りしきるなか30分ほど待って入店!メニューは、シンプルに富山ブラックなのですぐに決まります。妹は、中華そば大で私は中華そば小とライス大のお得セットを注文。こちらのお店の煮卵が大好きなので、トッピングで追加もしました。小さい頃は、西町の大喜によく連れて行ってもらいましたが、今回は家から近い大島店を選択しました。こちらのお店は、味付けや麺の硬さが選べて自分好みの大喜のラーメンにできます。しかし、昔ながらの味を求めて行った私たちは、そのままの味付けでオーダーしました。待っている間は、ずっと亡くなった父や母の話を過ごし、懐かしい香りに包まれて楽しい時間を過ごせたのでよかったです。
しばらく話し込んでいると、注文したものがテーブルに運ばれてきました。この色、この香り、間違いなく大喜です。私はメンマが苦手なので、妹に全部あげて実食。太めの麺は硬めに茹で上げられており、濃いめの醤油スープがよく絡む。チャーシューはさっぱりとしていて何枚でも食べられそう。大きめに切ったネギは、食べると口の中いっぱいにネギの香りが広がり、濃いめのスープを少し緩和させてくれました。なんて懐かしい味。父と母が生きていたら一緒に年越しラーメンを食べていたのかなと思うと、少ししんみりしました。食べると昔の記憶が蘇る味がここにはあります。健康志向の現代で、こんなに個性のあるラーメン屋さんが残っていることに感謝です。ご馳走様でした!!!