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タンスの肥やしにする前に! 大人のスカーフ活用術

松本雪生ライター/翻訳(英→日)/大人ライフスタイルブロガー

バブル期を多少なりとも謳歌した記憶があるならば、貴女のクローゼットにはブランド物のスカーフが1、2枚、いや人によっては2、30枚眠っているかもしれない。今買うと1枚6万円もするものがあるのだから、これを活用しないテはないだろう。

筆者も箱に入ったまま使わずにいたエルメスのスカーフを押し入れにて発見。そういえば昔、円高で価格も今よりお手頃だったころ、海外に行くたびに買っていたような記憶が(あー夢のような時代)。購入時にもらったと思われる結び方のカードを参考に、いくつか巻き方を試してみた。近頃では巻き方の動画もたくさんアップされているようなので、それらを参考にしてもいいと思う。

まず基本の折り方のひとつが下の写真。色々と応用がきく。

首に巻けるようにリボンむすびにしたり、ジャケットの襟に沿って垂らしてみたり、サッシュベルトのように巻いたり。以下の写真をご参考ください。

このまま首に巻いてみたり
このまま首に巻いてみたり

ジャケットにイン
ジャケットにイン

腰に巻くというのもあり
腰に巻くというのもあり

下の写真は、対角線で三角に折り、首に巻いて後ろで結んだもの。手軽で、人気の使い方。

そしてやや応用編だが、ノースリーブのトップスのように使うこともできる。

さすがに今の季節、日本の街中では大胆すぎるかもしれないが、夏のリゾート地やジャケットのインナーとして身につけたら素敵だろう。

エルメスに限ったことではないだろうが、上質なシルクを纏ってサマになるのは大人の特権だ。一枚で確実に装いのクオリティを高めてくれる。そして折り紙のように、折り方ひとつ、結び方ひとつで様々な表情を見せてくれる。タンスの肥やしにしておくなんて、なんとももったいないではありませんか。

ライター/翻訳(英→日)/大人ライフスタイルブロガー

日本生まれ日本育ち。長じてからは東京→アメリカ西海岸→東京と拠点を移し、外資系企業勤務などを経てライターへ。アメリカのTVドラマとハリウッド系ゴシップが大好き。日本は食べ物が美味しくてファストファッションが充実しているから、これまた大好き。「50+からちょっと楽しく、ちょっとカッコ良く」のコンセプトのもと、大人世代がさほどお金をかけずにおしゃれに見える工夫や、大人が楽しめるお店情報などを提案します。集英社のWEBマガジン「OurAge」の「おでかけ女史組」メンバー、ユーユーとしてコラム執筆中。noteはこちら→ https://note.com/yuuyuum5/

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