タンスの肥やしにする前に! 大人のスカーフ活用術
バブル期を多少なりとも謳歌した記憶があるならば、貴女のクローゼットにはブランド物のスカーフが1、2枚、いや人によっては2、30枚眠っているかもしれない。今買うと1枚6万円もするものがあるのだから、これを活用しないテはないだろう。
筆者も箱に入ったまま使わずにいたエルメスのスカーフを押し入れにて発見。そういえば昔、円高で価格も今よりお手頃だったころ、海外に行くたびに買っていたような記憶が(あー夢のような時代)。購入時にもらったと思われる結び方のカードを参考に、いくつか巻き方を試してみた。近頃では巻き方の動画もたくさんアップされているようなので、それらを参考にしてもいいと思う。
まず基本の折り方のひとつが下の写真。色々と応用がきく。
首に巻けるようにリボンむすびにしたり、ジャケットの襟に沿って垂らしてみたり、サッシュベルトのように巻いたり。以下の写真をご参考ください。
下の写真は、対角線で三角に折り、首に巻いて後ろで結んだもの。手軽で、人気の使い方。
そしてやや応用編だが、ノースリーブのトップスのように使うこともできる。
さすがに今の季節、日本の街中では大胆すぎるかもしれないが、夏のリゾート地やジャケットのインナーとして身につけたら素敵だろう。
エルメスに限ったことではないだろうが、上質なシルクを纏ってサマになるのは大人の特権だ。一枚で確実に装いのクオリティを高めてくれる。そして折り紙のように、折り方ひとつ、結び方ひとつで様々な表情を見せてくれる。タンスの肥やしにしておくなんて、なんとももったいないではありませんか。