【未満児の相談】子どもの噛みつきは愛情不足が原因!?原因と対処法を解説!
こんな相談をいただきました。
相談失礼します。
1歳半の子育て中です。
最近、子どもの噛みつきがひどいです。
保育園でお友だちを噛んでしまうこともあり、申し訳なく思っています。
ネットで検索していたら、噛みつきは愛情不足が原因という記事をみつけて気持ちが沈んでいます。
また、友人にも『愛情不足なんじゃない?』と言われてしまいました。
私なりに愛情をもって子育てをしているつもりですが…自信を失っています。
どんな愛情表現をすれば、噛みつきがなくなりますか?
※記事にすることについて、承諾をいただいています。
保育園でお友達と遊んでいるときに、いきなり「ガブッ!」
両親でも、じゃれているときに突然子どもに噛まれることはよくありますね。
他の人を傷つける恐れがある噛みつきは心配になることでしょう…
昔は、子どもが噛みつくのは親からの愛情が足りていないからだ、なんて言われることもありました。
ですが、そんなことはありません!
親の愛情不足と噛みつきについて実証するような情報はありません。
この記事では、子どもが噛みつく原因とその理由について説明していきます。
噛みつきに悩むママやパパは、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
子どもが噛みつく3つの原因と対処法
①歯がかゆいから
0~2歳は乳歯が生えてくる時期です。
多くの子どもは、6ヶ月頃から歯が生え始めます。
生えている途中の歯茎はかゆいので、つい噛んで痒さを紛らわそうとしてしまいます。
攻撃的な意味は無いので、歯が生えそろえばこの理由の噛みつきは自然と無くなります。
対処としては、子どもが口に入れても安全な歯固め等を渡してあげるとよいでしょう。
② 言葉で上手く意思を伝えられないから
1~3歳では自我が芽生え、子ども自身の「やりたいこと」「欲しいもの」の意思が強くなってきます。
でも、言葉はまだよく話せず、自分の意思が伝えられなくて噛んでしまいます。
大人になっても自分の考えが上手く言葉にできずにモヤモヤすることってありますよね。
おもちゃを貸して欲しい、自分が作った積み木を壊されて嫌だったなどという意思を噛むという表現でしかできないのです。
こういったときの対処法としては、噛みつきそうになった時に後ろからぎゅっと抱きしめることをオススメします。
子どもが驚かないように、『ストップ!』など声をかけるとよりよいでしょう。
そして、周囲の状況から、子どもが感じているであろうことと具体的な対応方法を言葉にしてあげましょう。
『おもちゃ、欲しかったね』『貸してって言ってみよう!』
『壊れちゃって悲しかったね』『もう一度一緒に作ろうか』
こういった感じで声かけできるとよいですね。
③「噛む=悪いこと」ではないから
子犬がじゃれるときのように、甘えたい!という気持ちを噛むことで表現する場合もあります。
あいさつをしたいときに、言葉で言えないから噛んであいさつを表現する子もいます。
言葉で伝えられない子どもにとって、噛むことは必ずしも攻撃や不満を伝える手段ではないのです。
ただ、それを続けていてはお友だちやきょうだいとトラブルになってしまいます。
甘えたいと思って噛んでいるな、と思ったら
ガブッじゃなくて、ぎゅってしよう!
遊ぼうよって言ってみよう!
など、好ましい行動を具体的に教えてあげるとよいでしょう。
愛情不足じゃないよ!成長過程で減ってくるので、気にしすぎず対応を。
子どもが噛みつきをするのは、
・歯がかゆいから
・言葉で上手く意思を伝えられないから
・「噛む=悪いこと」ではないから
という原因がありました!
親から子どもへの愛情が不足しているのが原因ではありません。
愛情たっぷりでも噛みつく子はもちろんいます。
「そんな時期なんだ」と思いながらも原因に沿った対応ができるとよいですね。
生活や声かけの中に少しずつでも取り入れていくと、自分の気持ちも子どもの行動もガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
フォローして、一緒にラク子育てを実現しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!