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【田原市】3月11日、東海七福神めぐり・春の大祭が渥美半島で開催されています

みさとライター(田原市)

東海七福神ってなんだろう?

東海七福神は渥美半島にあります。昭和33年、由緒ある七ヵ寺に七福神が祀られ、信仰と観光を兼ねて巡礼できるようになりました。

七福神のはじまりは、徳川家康公が江戸幕府を開いたときに遡ります。民政の安定と庶民救済の守り神として、国神をはじめ印度(インド)や支那(中国)から諸神を集め、天下泰平を願う庶民信仰として広めたと伝えられています。

七福神のお寺

  • 弁財天  城宝寺 ①
  • 恵比寿  成道寺 ②
  • 大黒天  泉福寺 ③
  • 毘沙門天  潮音寺 ④
  • 布袋尊  常光寺 ⑤
  • 寿老尊  法林寺 ⑥
  • 福禄寿  瑪瑙寺 ⑦

順番の指定はないので、どこから巡っても大丈夫です。

七福神巡りの地図によると、国道259号を伊良湖方面に進み、順に①~⑤を巡ります。半島をぐるっと回り国道42号を豊橋方面に向かい⑥⑦ですべて廻り終えます。

おおよその所要時間は4時間だそうです。

七福神について

ご利益は諸説ありますが、下記のように伝えられています。打出の小槌を持った大黒様や、鯛を抱えた恵比寿様の姿は親しみやすく、思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

  • 弁財天(べんざいてん)諸芸上達・縁結び
  • 恵比寿(えびす)豊漁・商売繁盛
  • 大黒天(だいこくてん)財運福徳・五穀豊穣
  • 毘沙門天(びしゃもんてん)武道成就・家内安全
  • 布袋尊(ほていそん)子宝・良縁
  • 寿老人(じゅろうじん)長寿
  • 福禄寿(ふくろくじゅ)福徳・長寿

御朱印について

七福神専用の御朱印帳(七福帳)は全てのお寺で購入可能です。田原町の①城宝寺には在庫が多めに置かれているそうです。1冊700円、色紙は1000円。ご朱印代は一カ寺100円。(規定外の御朱印帳ですと、朱印代は一カ寺300円です)

潮音寺

門にはお寺のガードマンである仁王像の姿
門にはお寺のガードマンである仁王像の姿

七福神めぐりの幹事寺である潮音寺には、毘沙門天(びしゃもんてん)が奉安されています。創建は1373年頃(HPより)です。曹洞宗。

毘沙門天とは別に、石の七福神も敷地内で拝観することができます。

木陰に佇む大黒様
木陰に佇む大黒様

大祭当日は各寺にて、甘酒などの接待や物販が予定されているそうです。(9時頃〜15時頃)東海七福神は、大祭日以外の日程で参拝することも可能。春風にふかれて渥美半島の七福神を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。秋の大祭は11月11日に開催予定です。

基本情報

幹事寺 : 隣江山 潮音寺(りんこうざん ちょうおんじ)
所在地:田原市福江町原ノ島37
電話番号:0531-32-0460
ホームページ

東海七福神奉賛会 事務局
電話番号 0532-53-2134(平日9:00~17:30)
豊橋鉄道株式会社ホームページ

ライター(田原市)

関西から愛知県に移り住んで17年。2013年から田原市で暮らしています。グルメ・スポット・イベントなど、生活や子育てが昨日よりちょっと楽しくなるような地域情報を伝えていきたいです。

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