第52回はちのへ菊まつり（青森県八戸市、八戸市を緑にする会主催）が2023年10月27日から30日まで開催しています。会場は、市庁本館と市庁前市民広場です。今回は市庁前市民広場の会場を巡りました。

このまつりでは、市内の菊愛好家たちが懸崖菊や奥州菊などを育て、その美しさを競い合います。懸崖菊や奥州菊など、さまざまな種類の菊が両会場を彩り、観賞する人々に美しい花々を楽しむ機会を提供しています。

さらに、この祭りでは図画コンクールの入賞作品展や「緑と花」花壇、作文の展示もされています。この展示では、花卉や自然にインスパイアされた芸術作品や文学作品が市民によって提供され、芸術と自然の美を讃えています。

また、今年の「菊人形展」には「重臣 夏目広次 家康の甲冑をまとい身代わりとなる」というコンセプトテーマがあると、会場スタッフから教えて頂きました。その趣向深さと美しさに感銘を受けますね。特に、家康の甲冑をまとった夏目広次の菊人形の展示は、雅で格式のある雰囲気を醸し出しており、歴史と花の美を融合させた素晴らしいアイデアです。

会場には懸崖菊や奥州菊など、さまざまな種類の菊が咲き誇り、その美しさに圧倒されました。また、図画コンクールの入賞作品の展示や「緑と花」花壇、作文も、地元の才能を称え、芸術と自然の調和を感じる機会となっています。

また、出店が立ち並び、飲食できるスペースも用意されていたため、地元の特産品や食事を楽しむことができ、地元コミュニティとの交流も深められます。八戸市のコミュニティと文化に触れながら、美しい菊の花々を楽しむことができたのは素晴らしい経験でした。

八戸市の菊まつりは、菊の美しさと地元文化、歴史の魅力を一堂に楽しむ素晴らしいイベントです。市庁前に賑わいが生まれている「第52回はちのへ菊まつり」というイベントが気になった方は会場である、市庁本館と市庁前市民広場に足を運んでみてはいかがでしょうか。