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【妊婦日記】12週目「干し柿づくり」

三輪夏生イラストレーター

つわりと柿の繁忙期が重なり、就農1年目のオットを助けたり手伝うことはほぼできない私でしたが、渋柿の収穫には励みました(受粉用のための渋柿で出荷目的ではないので、気楽な気持ちで収穫できる)。

そして母ヨシコと共に干し柿にチャレンジ!

品種はさえふじという柿で、渋柿と呼んではいるものの、正確には生の状態で食べても大丈夫な不完全甘柿という種類のものらしい。

こちら、何百個という柿の皮をむいてくれた母ヨシコの立派な手と共に。

ピーラーでむいたものより包丁でむいた干し柿のほうが、不思議とおいしく感じることが判明しました。

実家のベランダの屋根が落ちるんじゃないか…と心配になるほどの量の柿を干しました。圧巻でございます。

カラスに狙われそうだったのでネットで対策もしましたよ。

途中でもみもみ。中の方までしっかり揉み込んだほうがよろし。

中のトロトロがでてこない程度の力加減で。このあたりでほぼ完成です。

じゃじゃ〜ん。

糖が白く表面にでてきて、おいしそうな干し柿の完成。

そのままでももちろん、バターやクリームチーズをはさんでも、むちゃんこうまい!

期間限定干し柿屋さんもやっちゃったりして、これがなかなか売れたりして、とってもエキサイティングな秋のお祭り期間になりました。

どの品種で作る場合でも作業的にはほぼ一緒みたいです。

私は途中でお酒をかけたりして消毒してたけど、近所のおばあたちに聞いてみると、煮沸も酒もふっとばしてただ干すだけ!って方もいましたよ〜。

よっぽど雨が降ったりとかじゃなければ、案外カビははえないのかも。

干し柿づくり、また来年!

イラストレーター

イラストレーターの三輪夏生です。2019年10月、岐阜の北方町にやってきました。移住についてや畑、暮らし、ごはんのことなどを漫画やイラストにしています。

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