京都コーディネーターのまーちです。
連日38度超えの日が続いていますね。ここまで暑いと食欲も落ちてしまいがちですが、ここ数年は「夏場こそスパイスが効いた料理でシャキっとしたい」と思うようになり、意識的にスパイスの効いたメニューを取るようにしています。

今回ご紹介するのは暑い夏にぴったりのスパイスカレー。桂駅近くで、毎週水曜日のみ開店する話題のスパイスカレー店「柿とスパイスカレー」へ伺いました。

お店は阪急「桂駅」から徒歩8分ほどの場所にあります。桂エリア周辺の方は外観を見て「あれ？ここは山田製油さんでは？」と思われた方も多いかもしれません。

実は「柿とスパイスカレー」は間借りのカレー屋さん。ごま油で有名な山田製油の隣のレストラン「ピッコロモンド ヤマダ」を毎週水曜日ランチタイムのみ間借りし、営業されています。

水曜日は入口ドアに「柿とスパイスカレー」の看板が出ていますので、初めての方はそちらを目印に入店して下さいね。

「柿とスパイスカレー」は、西京区大枝エリアで春は筍、秋は柿の生産者である西田さんご夫妻が営まれているお店。西田さんご夫妻は柿などの生産だけではなく「DELICEキョウト」という会社を立ち上げ、筍や冨有柿の規格外商品を使ったジャムやドレッシング、チャツネ作りも手掛けていらっしゃいます。今年6月21日よりこのカレー屋さんを始められたと聞き、どんなカレーをいただけるのかとても楽しみです！

現在、お店のメニューは1種類のみ。地元野菜を使ったグリーンサラダ、
3種の副菜付きのチキンカレー（税込1,500円）です。
今回は気になった島とうがらしと赤玉ねぎの酢漬け（100円）を追加、そしてドリンクはクラフトジンジャエール（税込400円）をオーダーしました。

クラフトジンジャーエールは、生姜のみじん切りが入っていて爽やかな味わい。桂駅から歩いてこちらのお店までやってきたのですが、このジンジャエールのおかげでスッと汗がひきました。

「お店で使う食材は、出来るだけ地元西京区や京都府のものを使いたい」という西田さんのこだわりで、セットのサラダも地元オーガニック農家さんのお野菜を使っていて、瑞々しくシャキシャキ！サラダ単品でも非常に美味しかったです。街中にも近いにも関わらず、こんなに美味しいお野菜があるのは桂エリアの素晴らしいところですね。

そして、お待ちかねのチキンカレーが登場です。

こちらのチキンカレーは、西田さんと10年来のお付き合いという京都岡崎の有名イタリアンcenciの坂本シェフがレシピ開発・監修したスパイスカレー。お料理好きな西田さんがそのレシピを基に毎回手作りされていて、香りからしてとても美味しそう！

カレーとしてはクリーミーなタイプ。
ごろごろと大きめチキン、玉ねぎやトマトなどの野菜類、そして西田さんお手製の柿チャツネが入っていて、最初はまろやかな味わいですが食べ進めるとスパイスが効いていてじんわりと汗が出てきます！ライスの上には、柿のドライフルーツとパクチーがのっていて、こちらもアクセントになりますね。

そして、カレーとセットで提供される3つの副菜は、ザワークラウト、人参の柿酢ピクルス、ライタ（赤玉ねぎを使ったヨーグルトサラダ）。それぞれが小さな器に入って出てきます。一番奥は、今回追加オーダーした島とうがらしと赤玉ねぎの酢漬けです。

副菜ごとのお味や酸味を楽しみつつ、カレーと合わせたりして、味を変えられるのが嬉しいですね。島とうがらしの酢漬けを加えると、よりスパイシーな味わいになり、それもまた暑い夏には美味しかったです。

食後に、林くんのお茶という自然農法で作られたほうじ茶をいただいたのですが、甘みを感じる初めてのお味。いつも飲むほうじ茶とは全く別物で、こちらもとても美味しかったです。
なお、ジンジャエールやビールを含めドリンク類は全て今回のチキンカレーに合うものをチョイスされているので、ドリンクもセットで楽しむのがおすすめですよ。

阪急桂駅からも徒歩8分ほどですが、お店の目の前に山田製油さんの広々とした駐車場があるので、自家用車でもアクセスしやすいのは、この暑い時期にはありがたいですね。
なお、「柿とスパイスカレー」を利用されたお客様には、お隣の山田製油さんのプチギフト引き換え券をいただけます。私も帰りに山田製油さんへ立ち寄り、いただいてきました！

毎週水曜日のみ出会える大枝の柿チャツネを使ったチキンスパイスカレー。ぜひこの暑い夏は「柿とスパイスカレー」を訪れてみてはいかがですか？

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