奈良県の鹿肉を使ったカレーです。

「奈良県の鹿肉」というと「え！食べていいんですか？」と聞かれることがあります。
奈良公園でのんびりしている鹿の姿をイメージするからでしょうか。
確かに奈良公園を中心に生息している鹿は野生ですが天然記念物です。食べたりしたら問題です。逆に言えば、そこ以外で、例えば畑を荒らしたりしていたら他の地域と何ら変わらない鹿です。

そういう鹿のお肉を使ったカレーです。
なので、さっそく食べてみました！

角切りだと思い込んでいましたが、ひき肉でした。そういう時もあるよね、勝手にビックリするよね。

この時点で、しっかりしたスパイスの香りがグイグイと前面にやってきます。

黒は炭の黒ということですが、真っ黒というわけではないし、独特の香りを感じることはありません。
完全にスパイスの大勝利で鹿肉さえも負けています。

香りだけでなく食べても「スパイス黒カレー」に納得。時々「あ、鹿肉だったんだよね」と思いだすくらい。

鹿肉を楽しむというよりは普通にスパイスのきいたカレーに鹿肉を使ってるね、とさり気なくジビエを食べられる一品です。