【沼津市】駿河湾越しの富士山が見える絶景!沼津市井田「煌めきの丘」松江古墳群で歴史探訪も
こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょすです。
ここでは僕が沼津市で出会った素敵なお店やイベント、美味しいものや楽しいことをシェアしていきます。
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今回は沼津市街地からちょっと離れたお出かけスポットの話題。
沼津市内でもかなり南のエリア、井田(いた)地区の富士山ビュースポット「煌めきの丘」を訪れてみました!
というわけで今回やってきたのは沼津市井田にある展望スポット「煌めきの丘」。
沼津市街地からは車で1時間はかかる距離。
伊豆半島の西海岸を走る県道17号線、いわゆる沼津土肥線沿いにある場所です。
エリアとしては、沼津市の「戸田(へだ)地区」と「大瀬崎(おせざき)」のちょうど中間くらい。
広々とした駐車場もあったり、腰掛けられるベンチやあずまやもあったりして、ドライブの際の休憩スポットにはうってつけの場所です。
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駐車場からすぐそばはいわゆる展望台のような場所になっていて、ここからは駿河湾越しの富士山がよく見えます。
ちょうどこの日もよく晴れて、鮮やかなブルーに輝く駿河湾越しに、立派な富士山の姿が見えました。
海岸線は西側に向いているので、夕暮れ時には夕焼けも綺麗に見えるかも!
さらにここ「煌めきの丘」からは、階段で少し下のエリアまで降りて歩くこともできます。
林の中に小高い丘のようになっている箇所がいくつか。
これは「井田松江(いた・すんごう)古墳群」という古墳が保存されているものだそう。
ここ「井田松江古墳群」は県の指定史跡にもなっている場所。
古墳時代の終わりごろ、いまから約1,400年前ごろに作られた23基の古墳のあとが残っています。
実際に階段を下りて近くまで行ってみると、古墳時代当時に亡くなった方の棺を納めた「石室」の跡が見えたりします。
写真の「18号古墳」の横穴式石室は、奥行き約8m×幅約1.5mはあるという大きなもの。
これらの古墳からは装飾具や武器、銅の腕輪などの出土品も出ていて、その大部分は戸田地区の「造船郷土資料博物館」に収蔵されているそう。
1,000年以上も前に、しかも現代の市街地からはちょっと離れた場所に、こうして人が生きていた証が残っている…なんて、ちょっとロマン感じちゃいます。
そんな歴史ロマンも感じられるここ井田地区の「煌めきの丘」。
今回の古墳散策や富士山ビューだけでなく、展望台から眼下に見える井田地区の集落には、春になると菜の花がいっぱいに咲くそう。
特に(写真でもうっすら跡が見えますが)「井田」の文字の形にかたどられた菜の花畑が春になると鮮やかな黄色に色づき、それがまたいっそう絶景なんだとか。
というわけで今回は沼津市井田地区の富士山ビュースポット「煌めきの丘」の話題でした!
これから冬に向かってますます気温も下がり、白く雪化粧した富士山の姿を見ることも多いかも。
休日のちょっとドライブに、綺麗な写真を撮りに、はたまた歴史探訪にも、ぜひ訪れたいスポットです!