【台東区蔵前】壁に張り付いているロボの生みの親は、創業300年の玩具店でした。
江戸通りから通りを隅田川沿いに入った道沿いにあるホテル、東横イン浅草蔵前Ⅱ。このホテルの壁面に張り付いているロボの存在が気になっていました。表通りとは違って、人通りが多くなく、近くに住んでいても今まで気が付かなかった!という方もいると思います。ビルの壁面にポンと浮かんでいるため唐突感があるのですが、ポカンとした表情が郷愁を誘います。
このどこか懐かしいロボのモニュメントは、江戸時代創業のおもちゃ屋、増田屋コーポレーションによって1964年につくられたおもちゃ、ロボット マイティ―8です。
蔵前は、昭和30年から玩具問屋の街として発展してきました。東横イン浅草蔵前Ⅱが建っている場所は、増田屋があったところです。蔵前には数は減ってしまったものの、今でも昔ながらのおもちゃを置いている店を見つけることができます。
おもちゃの街としての記憶を残すとともに新たな蔵前の名所として、増田屋コーポレーションが旧本社跡地にマイティ8のモニュメントを設置したのでした。これをOKとした東横インの大らかなセンスも素敵♪
左足が右足よりも前に出ているため、1歩踏みこんでいる感じが伝わってきます。下から見ると「ウィ〜ンガシャ、ウィ〜ンガシャ」なんて音が聞こえてきそうです♪ お近くに来られた方は、ぜひ蔵前の新名所ロボットマイティ8を見に来てくださいね。
・ロボットマイティ8のモニュメントがある東横イン浅草蔵前Ⅱ・
〒111-0051 東京都台東区蔵前2丁目7−5