【栃木市】里山にある人気のお蕎麦屋さんが10年ぶりに復活オープン!色鮮やかな紅しょうが天もおすすめ
栃木市にある蕎麦店「おびくにそば」が10年ぶりに復活しました。「おびくにそば」は人気店ながら10年前に一度閉店し、今年の春にリニューアルオープンした蕎麦店です。
「おびくにそば」に訪れて、美味しいお蕎麦を頂いてきたので紹介します。
「おびくにそば」があるのは、栃木市の真名子地区。栃木駅から車で約30分ほどかかり、中心部から離れ、里山の中に佇むお蕎麦屋さん。まるで、隠れ家のような雰囲気もありました。
店名の「おびくに」はこの地域で古くから親しまれている「八百比丘尼(おびくに)」様から由来しています。西方町真名子の地域が、不老不死となった八百比丘尼(おびくに)様の生まれ故郷という伝説です。
店内は座敷席とテーブル席がありました。
週末の開店直後の時間帯に訪れましたが、すでに先客で席の大半が埋まっていました。食べ終わる頃には待っている人の列もできており、人気店であることがうかがえます。
注文したのは、紅しょうが天(300円)とかきあげ天(300円)、そして5合のお蕎麦(2,500円)。
こちらが、紅しょうが天!
なんて、色鮮やかな天ぷら。紅色が目を引き、造形の美すら感じます。
一口いただくと、サクッとした天ぷらの食感とともに、キリッと辛い紅しょうがの味が口いっぱいに広がります。ついついもう一口と食べたくなるような、やみつきの美味しさですっかりファンになりました。
こちらは、5合のお蕎麦。
大人が2〜3人で分け合って食べるのにぴったりの量です。
雑味がなく、香りがとてもいいお蕎麦。みずみずしさとともに喉越しの良さを感じます。蕎麦つゆも美味しい!
帰り道には、せっかくなので店名の由来でもある「八百比丘尼(おびくに)」様のお堂へ訪れてきました。お堂はお店からさらに山がわへ向かって、すぐのところにあります。
お堂のご開帳はされておらず、八百比丘尼様の姿は見られませんでしたが、実際に訪れると雰囲気がありました。立ち寄りスポットにぜひ!
「おびくにそば」はお店の雰囲気もよく、天ぷらとお蕎麦どちらも本当に美味しくて、通いたくなるようなお店でした。10年ぶりの再開に常連さんがとても喜んでいたのにもうなずけます。
気になったらぜひ足を運んでみてくださいね!
おびくにそば 基本情報
- 住所:〒322-0605 栃木県栃木市西方町真名子1968−1
- 営業時間:11時〜15時
- 定休日:月曜日・火曜日 ※月曜日祝日のみ営業
- 駐車場:あり(無料)
- 公式instagram