【神戸市東灘区】住吉川のふもとに灘の酒専用の水道 灘の酒造専用水道の記念碑
兵庫県は酒造が盛んな県。その酒造地のひとつの灘五郷。この灘の酒を造るため専用の水道が引かれています。それを記念した碑があるというので訪ねみました。
住吉川に水源をもとめた酒造専用水道
六甲山にほど近い住吉川。天候が良いこの日は川の流れもさわやかに感じます。この住吉川のすぐ横に神戸市水道局の施設があります。
この水道局の敷地内に灘の酒造専用水道の記念碑が建立されています。敷地内には立ち入りができないので金網越しにこの記念碑を見学してみました。
灘五郷酒造協同組合が1973年(昭和48年)に酒製造の安定した生産量を確保するために酒造用水として専用水道を作りました。住吉川を水源にもとめた酒造専用水道です。
「いわれ」と刻まれた文言の碑も建立されています。内容は詳しくは読み切れなかったのですが、この専用水道設置に関して書かれてあります。
これまで日本酒の水源までには思いを巡らせることはなかったのですが、このように酒造専用の水道が住吉川の横にあると示されることで灘の酒をまた一段と身近に感じることができるのではないでしょうか。灘五郷の蔵めぐりにここの専用水道の碑も加えるとより深みのある灘の酒の探求ができるようにも思います。
灘の酒造専用水道の記念碑
神戸市東灘区西岡本5-13