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日本絵本賞『はるのひ』の作者 小池アミイゴ原画展 @ルヴァン内カフェ ルシァレ【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

国産小麦自然発酵種パン店「ルヴァン 富ヶ谷店名」内にあるカフェ「ル シァレ」では、2022年5月に日本絵本賞を受賞した小池アミイゴ作・絵『はるのひ』の原画展を開催しています。(6/5まで)

左が「ルヴァン 富ヶ谷店名」、右が併設のカフェ「ル シァレ」。カフェの中にチラッと写っているのは小池アミイゴさん!
左が「ルヴァン 富ヶ谷店名」、右が併設のカフェ「ル シァレ」。カフェの中にチラッと写っているのは小池アミイゴさん!

こちらが絵本『はるのひ』(徳間書店)。対象年齢は5歳~ですが、こどもはもちろん おとなの胸にも深く深く沁みる絵本です。

店内に絵本が置いてあるので、ぜひ手に取ってご覧ください。

私はカフェでこの絵本を読みながら、幼少期の憧憬と重なり、ちょっと目が潤んでしまいました。

童話に出てくるヨーロッパの古いおうちのような佇まいのルシァレの壁には、絵本の世界そのままの原画が展示されており、カフェで寛ぎながら、絵本のワールドに浸れます。

この画は、絵本の中で特に印象的だった場面。
視界いっぱいに広がる菜の花畑を疾走する男の子の足音や息づかい、髪を撫でる春風の香りまで伝わってきます。

原画は板にアクリル絵の具で描いているそう。
独特の深く澄んだ色づかいに思わず引き込まれます。

絵本に描かれているのは、小池アミイゴさんの故郷 群馬をはじめ、全国各地で活動する中で出逢ったけしきがモチーフになっているそう。そのせいか、どの画にも古きよき日本(あるいはアジア)の原風景があるように感じました。

お店にいらっしゃった小池アミイゴさんが、本にサインと私の絵を描いてくださいました!

右が私を見て描いてくださった絵です!本当はスカートをはいていたのですが、主人公の男の子と同じ衣装になっています。アミイゴさん、ありがとうございます!

この日、ルシァレでいただいたのは、こちらのプレート(1400円税込)。
ルヴァンのカンパーニュを使った卵サンドに、野菜たっぷりのスープやサラダなど身体に優しいデリがお皿にどっさり。すごく美味しかったです!

小池アミイゴさんの「はるのひ」原画展は6/5までですが、絵本には原画そのままの色彩が見事に反映されてるので、ぜひご覧ください。

小池アミイゴ Profile
群馬県生まれ。セツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。 書籍や雑誌、広告などの仕事に加え、クラムボンなど音楽家との仕事も多数手がける。2000年以降は日本各地を巡り、ライブイベントやワークショップなど地方発信のムーブメントをサポート。2011年3月11日以降、東北各地を巡り絵を制作、個展「東日本」を開催。「台湾客家スケッチブック」「うーこのてがみ」(共にKADOKAWA)、絵本「とうだい」(作画)(福音館書店)「かぜひいた」(教育画劇)「はるのひ」(徳間書店)。
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「はるのひ」原画展
2022年5月26日(木)~6月5日(日)
東京都渋谷区富ケ谷2-43-13 GSハイム代々木八幡
ルヴァン併設カフェ「ルシャレ」

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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