【京都市】上京区『白峯神宮』崇徳天皇の怨霊とスポーツの守護神を祀る
スポーツの守護神・武道上達の神・上昇氣運の神を祀る『白峯神宮』。
京都市上京区東飛鳥井町にある神社で、配流されてその地で歿した第75代 崇徳天皇・第47代
淳仁天皇を祀っています。 小倉百人一首で親しまれている崇徳天皇と、『日本書紀』を編集した舎人親王の皇子である淳仁天皇は、ともに配流地で生涯を閉じられました。
社地は、蹴鞠の宗家であった堂上家(公家)・飛鳥井家の屋敷の跡地であったこともあり、球技やスポーツ関係者が詣ることでも知られています。
樹齢800年の京都市指定天然記念物「小賀玉」もあります。
境内に一歩入ると、心なしか空気が変わる気がします。
京都の人は、崇徳上皇らの怨念により再び災害が起こらないように、供養を欠かしません。
白峯神宮地主社は、平安朝の昔から鞠の守護神「精大明神」を、お祀りしています。
蹴鞠の道の宗家である公家の飛鳥井家が、邸内に祀って代々尊崇され続けてきました。
平成13年4月には蹴鞠の碑が完成し、碑中の鞠は、球技上達の「撫で鞠」として特に有名です。
4月14日(春季大祭)と、7月7日(精大明神祭)には〈蹴鞠〉の伝統を受けつぐ蹴鞠保存会によって、古式ゆかしく〈解鞠式(ときまりしき)〉より始まり、蹴鞠奉納が執り行われます。(HPより)
「地主社」の精大明神は、球技・スポーツ芸能上達の神様として祀られています。たくさんのボールやら球技用品が奉納されていました。
「伴緒社」では、ご神祭が、源為義公、鎮西八郎為朝公親子(共に弓の名手)です。義経の紀行「源義経」の祖父と叔父にあたります。また、11月15日には「御弓神事」が行われます。
「潜龍社」では潜龍大神(龍神)が祀られており、御祭神の鎮まり坐す潜龍井から湧き出でているそうです。ご利益は家系にまつわる諸々の悪縁を断ち、良い縁を結び、盗難災難除、病気平癒、事業隆昌にと霊験あらたかな神さまで、とってもパワフルな ”なにか”を感じました。
『白峯神社』の本堂で、お参りをいたします。京都において平和が持続しますように…
本堂横には、「天狗様」と酒樽が…♪
浅見光彦シリーズ「崇徳伝説殺人事件」などのロケ地の一つでもあった「白峯神社」です。
節分には節分祭(鬼遣い豆まき神事)柊大明神例祭なども行われるようですよ。
白峯神社
〒602-0054 京都市上京区飛鳥井町261番地
電話: 075-441-3810 / FAX: 075-441-3820
参拝時間: 8:00~17:00
授与所: 8:00~16:30